2005年 09月 11日
ICLSブース長養成コースへスタッフ参加しました!
ブース長という仕事は非常にストレスのかかる仕事です。コースの主役である受講生への指導責任はもちろん、ブース内の不慣れなインストへの教育もする必要があります。それほど大変な仕事であるにも関わらず、今までは私の地元では何度かコースに参加されたインストで「この人なら・・・。」と思える人には「じゃあ、今回ブース長お願いね!」と依頼する形(悪く言えば丸投げ?(^_^;))をとってきました。その結果、「他のインストへの介入の仕方がわからないまま終わってしまった。」「○○さんがフォローしてくれたから何とかできたけど・・・。」のような思い出(トラウマ?)を持ったままコースを終えた初ブース長もいたようでした。
そこで、今回、私の地域初(日本初?)の試みとして「ブース長養成コース」が開催された次第です。(前日に他の地域から2人の先生(某医学教育学Y先生、某救急医H先生)が講演会に来て下さっていた、という事情もありました。お二人がいなかったら今回のコースは無かったことでしょう。)
受講生の背景は、ブース長未経験者から、コースディレクターまで様々でした。内容としては、グループ討議が中心で、みんなの経験を話したり、こういうブース長が理想像では?というものを出し合ったり、そこに近づくにはどうすべきか?ということを話し合ったりと、nozakojiはスタッフ参加でしたが、非常に勉強になりました。もちろん、皆さん教え方については様々な考え方があるのでひとつにまとまるわけではないのですが、他のブース長の苦労や指導のコツを聞くことだけでも学ぶことは多いコースだったと思います。
今回をモデルケースにして、また同様のコースが開催されれば、前述したような「突然、ブース長にされて嫌な思いをした被害者の会・会員(笑)」を減らすことが出来るのかもしれません。
追記:コース中、参加者のベテランブース長が言った「いや~、皆さんとは懇親会でたくさん話してるのに、こういうこと(指導方法など)を話すのは初めてでした。」という意見が心に響きました。(一同爆笑&苦笑でした。)