昨夜から日本救急医学会参加のため、東京に来ております。
昨夜は開業に向けて某クリニックの施設見学をさせていただき、そのあとはお食事しながら開業までの経緯やノウハウなど教えていただきました。
そして学会1日目の今日は、朝から2時間半ほどの超音波を用いてショックの診断を行なうハンズオンセミナーの受講生となりました。
救急を離れ7年、その時に救急の現場で超音波を用いて行なっていた検査はFASTと言うものでした。
今は、RUSHという、さらに少し細かく見る検査が普及し始めたようです。
知らなかった…。
ショックを見逃さない、というのはプライマリケア、一般外来でも大事になります。
腹痛できた高齢者、レントゲンでは、問題なし。でも、ちょっとエコーを使って診察すると、腹腔内に出血が判明。
という事もありえます。
生死に関わる病態を見逃さないためにも、ペインクリニックに必要なエコーの知識以外に、今回学んだ知識を復習し、身につけていきたいと思います。
そんなエコーのハンズオンセミナーでしたが、終了して帰ろうとしていたら、責任者の先生から、
「先生は、ブログされてますよね?自分は15年目くらいですが、憧れていました。握手してください!」
と、言われてしまいました😅今は、救急医くずれのおっさんであるので恥ずかしかったです。
最近はまったく更新のない当ブログですが、時々このような言葉をいただきます。
自分は体調面から救急医をはなれ、麻酔科、そして、来年にはプライマリケアにシフトしようとしておりますが、このような先生方が救急に興味を持っていただけるきっかけの一つとなっていたのなら、嬉しいです。
自分も彼らに負けないように、新しいことを拒絶することなく、頑張ります。