救急専門医、麻酔科認定医・標榜医。北から沖縄に移住→再び北上した感想など…。(救急には無関係な内容が多い!ペインクリニック患者でもあります。)症例は設定変更しています。
by nozakoji
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20代の心肺停止・・・・。(前編)

 「そちらへかかっている20代のCPA(心肺停止)症例の受け入れをお願いします!」というホットラインが入りました。 来院前のnozakojiの予想は「何か食べていて、けいれんを起こして窒息?」といったものだったのですが、実際は違いました・・・。

 患者さんは、当院には「てんかん」などでかかっているのですが、家で倒れて、救急隊が到着したときにはCPA(現場の心電図は心静止)になっていました。

来院時も心電図は心静止でしたが、最初に目についたのは「外頚静脈の怒張」でした。(写真参照)
a0031617_134315.jpg

 「外頚静脈の怒張」があるということは「胸の中で何か重大なことが起きている!」ということです。心臓に戻りたい血液が胸の中で重大なことが起きているために、戻れなくなって頸の部分で留まってしまうのです。

 もう一つおかしいのは、バッグで押しても気管挿管しても胸の挙上が得られず、換気が困難であったことです。挿管後に慎重に聴診をしましたが、右はほとんど聞こえません。でも左もイマイチ聞こえない・・・?口の中に異物はなく、チューブ内からも喀痰の吸引は無し。

 nozakoj心の声: 「気管の奥に何かあるのか??」

 とりあえず、救急隊にお手伝い頂き、ACLS(2次心肺蘇生方法)をしながら、心肺停止になった原因を考えてみました。

 救急部に心停止で来る患者の内因性の原因としては、①心疾患(急性心筋梗塞など)、②大動脈疾患(胸の大動脈が破裂したり。)、③重症のくも膜下出血、④窒息などが挙げられます。(注!他にもたくさんありますよ!)

 nozakoj心の声:「でも、この20代男性では、①②はないだろうし、挿管したところ④もないかな・・・するとやはりあれだよな・・・。」

 心エコーでも明らかなものは何もなさそうなので、私はちょっと(かなり?)ためらいつつもあることをしたのでした・・・。
 
  さて、私はまず何をしたのでしょうか???

A:静脈留置針による胸腔穿刺をおこなった!
B:「ふっ、胸に何かあるな。」と考え、胸部レントゲンを撮影した!
C:頚静脈が怒張しているのをいいことに、いとも簡単に外頸静脈から中心静脈カテーテルを留置して昇圧剤を投与した!
D:開胸心マッサージをおこなった!
E:天に祈った。(無宗教)


 心肺蘇生においては基本的なことなので「簡単じゃ~ん!」と言う方もいらっしゃると思いますが、次回まで引っ張ります!

 
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by nozakoji | 2005-11-06 01:42 | 症例の話 | Comments(5)
Commented at 2005-11-06 21:57 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by foobirds at 2005-11-07 00:37 x
答えはAだとおもいます。 B.C,Eは禁忌肢ですかね(笑)。家で倒れられたのなら、おそらく、発作を起こされて転倒(それも普通にじゃなく階段から落ちるとか)、前胸部を強打、とかそんな感じですか?
それか、痩せ型長身の男性に良くある例のやつですかねぇ・・。

Dは場合によってはOKかもしれないですけど、先にエコーして穿刺かなぁ・・。 猶予が無いときが多いからうーん。。。。

あ、明智先生答えは何でしょうか(--;?
(国試のトラウマによりすべての5択が怖いです)

Commented by nozakoji at 2005-11-07 19:39
非公開さん、foobirdsさんとも、さすがですよね。写真を含めその後の経過を明日にでもアップしますね!
Commented by mint at 2007-08-17 17:10 x
写真はその患者さんのものですか?
一見すると50代くらいに見えるのですが、持病とかあるとそうなるんでしょうか・・・
Commented by nozakoji at 2007-08-18 22:57
mintさん、こんにちは!コメントありがとうございます!
え〜、このブログ全体に言えるのですが写真が患者さんのものとは限りません。年齢や性別についても微妙に変えていたりします。
こんな私でも一応気を使っております!(笑)
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