2006年 10月 11日
医師会の先生向け蘇生教育コースに行ってきました!
最近、こんな病弱医者のブログの存在など知らないだろうという方(手術室看護師さん!)から「先生のブログにたどり着きましたよ!」とか、研修医から「ブログ読んでます。」と言われ、働きづらくなってきた&ブログを続けにくくなった(?)今日この頃です。(苦笑)
先日の日曜日に医師会向けBLS(一次心肺蘇生)+AED(自動体外式除細動器)コースのインストラクターとして参加してきました。救急部スタッフの時にはあまり参加することが出来ませんでしたので、久しぶりのインストラクションでした。
医師会向けではないコースなら、比較的年齢の若い医師、看護師、消防職員が多いのですが、今回は医師会向けということもあり、年齢層は上は70代とかなり平均年齢は高かったです。
また、同じ日に同じS市で蘇生教育コースもあったため、器材も少なく、始める前はどうなることかと思っていたのですが、無事、受講者の中からは一人の心筋梗塞の患者さんも出さずにコースを終えることができました。(ジョークです、念のため。(笑))
37才と受講生の先生に比べれば、まだまだ若造のインストが指導に当たったというのに、参加された皆さんは最後には満足した表情で帰宅されたように思えましたので、自分としても「久しぶりに参加して良かったな。」と思えたコースでした!(自画自賛ですかね?ま、ちょっと酔ってるのでお許しを。)
自分が今回のコースで心がけたのは以下のような点です。
○人生、そして医師としての先輩が多いので、プライドは絶対に傷つけないような指導を行う。出来ていないことに対して「出来ていますね~」というウソは言わない!出来ているところをしっかり見つけてそこをわざとらしくないように誉める!(ポジティブフィードバック!)
○指導の際には、受講生が出来ていないことに対して「先生が出来ていないのは・・・」と言うのではなく、「先生方がスタッフに指導する際に気をつけて頂きたいのは○○です。」というような言い方も使用した。(多用したかも。(^_^;))
○自分より年下の先生には、「では、先生、この部分だけもう一度して頂けませんか?」と受講生代表の「犠牲(?)」になってもらった。(もちろん、プライドを傷つけないように十分配慮しましたよ。)
◎自分は心マッサージをするスタッフ役にはならないようにした!!!(だって、腰辛かったんですもん。(^_^;))
追記:心マッサージとはもう言わなくなるようです。英語に倣って「胸骨圧迫」というのが正式になる(なった)ようです。確かに、一般市民向けのテキストでも、そうなっています!