2009年 01月 18日
敗血症に関する研究会 in 福岡
注:一般の方へ。「敗血症」とは、細菌感染が全身に悪影響を及ぼした状態です。血圧が急激に下がったり、呼吸の状態が悪くなったり、正しい治療をしないと救命も難しい状態です。(抵抗力が落ちている方などでは重症化して、正しい治療をしても救命できない場合がいまだにあります。)
わざわざ飛行機に乗って参加しようと思ったのは、興味のある分野であるということはもちろん、「講演者の顔ぶれ」でした。
一般演題の発表者の一人が、九州で救急医をやっているN先生でした。N先生は、学年が同じで、医師としての背景も麻酔科医→救急医という同じ流れで歩んでいます。生まれた場所も大学も違うのですが、同じにおい(?)のする先生です。N先生とは蘇生教育などで知り合い、初めてメールしてからはもう7年が立とうとしていますが、まさか同じ九州地区(沖縄を九州に入れるのはかなり無理はあるのですが・・・。(^_^;))の研究会で一緒になるとは思ってもいませんでした。これも、沖縄に来て良かったことの一つかもしれません。(^^)/
また、特別講演は、敗血症に関してのお話では高名なE先生でした。E先生の救命センターには数年前に4日ほど施設見学に行ったご縁もありましたので、ぜひ再会したいという気持ちもありました。(結局、他の偉い先生方とお話しされていて、直接ご挨拶はできませんでしたが。)
E先生の講演は、臨床とデーターをきちんと絡めながら進んでいきますし、途中で小ネタもはさまれて来るため全く眠たくなることはありませんでした。(有名な先生の講演でも、データばかり示した発表ではすぐに深い眠りについてしまうものです。(-_-)zzz )
講演会が終わった後は、研修医とラーメン→焼き鳥を食べに行き、その後はN先生と合流したのですが、今思えば、完全に二人きりで飲みに行ったのは今回が初めてでした。彼も今の職場で苦労も多いようですが、私と違い優秀な医師なので、臨床の仕事をこなしつつ、きっと偉くなっていくことでしょう。
自分もN先生から刺激をもらいつつ、後ろからなるべく離されないようについて行きたいと思った福岡、中州の夜でした!
翌朝は眠い目をこすりながら、N先生おすすめの卸売市場内にある福魚食堂に向かいました。
海鮮丼がおすすめとのことでしたが、奮発して特上を注文いたしました。ウニも載っていて、具だくさんの貝汁もついて1500円!朝食としては高いですが、大満足の一品でした!(^^)/
お腹が満足したあとは、一人で福岡をめぐる気力(?)もなかったため、飛行機の時間を早めて帰沖したのでした。福岡滞在時間、推定18時間ぐらいかな。今度はゆっくりしてみたいと思います!