救急専門医、麻酔科認定医・標榜医。北から沖縄に移住→再び北上した感想など…。(救急には無関係な内容が多い!ペインクリニック患者でもあります。)症例は設定変更しています。
by nozakoji
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脊椎麻酔って恐ろしい・・・???

 このブログを読んでいる方の中で、脊椎麻酔(正式には「脊髄くも膜下麻酔」)の経験者の方はいらっしゃいますか?


 私は救急の仕事以外に、現在の職場では麻酔の仕事もしています。(一応、麻酔も専門医なので。)

 実際の麻酔業務はもちろん、手術の前日には、「麻酔科術前診察」をおこなって、患者さんの状態の把握と、麻酔方法や合併症などについて説明しています。

 その患者さんの診察の中で、時折出てくるのがこんな不安(不満?)です。

 
 患者さん 「こどもの時に押さえつけられて腰から針を打たれたのが今もトラウマです!」
 
 そんな方には、患者経験豊富な私((^_^;))はこのようにお話ししています。

 私 「そうですよね~。背中から針を打たれるのは本当に不安なことと思います。日頃みなさんに注射をしている私でも、自分が刺されるときには本当に怖かったのでよくわかります!なので、手術室に来る前には安定剤も出しますし、注射を打つときにきちんと説明しながらやらせてもらいます。あと、注射するときには点滴からも痛み止めの注射を追加できますので、安心してくださいね~。」

 
 病院によっては、手術前の安定剤を出さないところもあるようですが、私は特に身体的に問題がない方なら現在はほとんど処方しています。

 だって、麻酔科医にとっては「日常」である手術室ですが、一般の方には「非日常空間」ですよ。入るだけで「ちむどんどん」(←心臓がどきどきするという意味の沖縄方言!)するはずです!
 しかも、大なり小なり手術を受けるということは、本人にとってもご家族にとっても重大な出来事です。少しでも安楽な気持ちにしてあげるのも麻酔担当医の仕事だと思っています。

 こんな風に私が思うようになったのも10年前のあまり思い出したくはない患者経験・手術経験があったからです。病気にも少し感謝しないとダメですね。(苦笑)



 ちなみに、今日、60過ぎの男性に脊椎麻酔の説明をすると、

 患者 「いや~、昔20代の時に受けた下半身麻酔のときは何にも説明を受けずに注射をされた。今日はきちんと説明を受けたのでよかったです!不安が取れました!」

 と、言っていただけました。(^_^) インチキ救急&麻酔科医ですが、ちょっとお役に立てました!

 
 最近、「麻酔科業務はそろそろやめようかな~」、と思っているのですが、こういうことを言われるともう少し手伝おうかな、という気持ちになってしまいます。(笑)


 
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by nozakoji | 2009-11-06 01:01 | 麻酔の話 | Comments(15)
Commented by Mat at 2009-11-06 02:40 x
安定剤は内服ですか?
昨今の患者誤認防止?の風潮に若者たちはみなシラフ&歩行の入室指示です 
入室時の血圧がK点オーバーなのは白内障かシャントと思っていましたが いまでは麻酔科管理にも普通の光景です
Commented by nozakoji at 2009-11-06 05:27
Mat先生、コメント有難うございます!(^-^)/

安定剤はレンドルミン2錠を入室約2時間前に舌下で舐めて貰っています。(超高齢者や認知症は一錠か、なし。)意識レベルは平均でJCS10というところかと思います。
後は、背中から針をさす前にソセゴンかフェンタを追加してます。

確かに歩行入室は医療者側は楽ですけど、自分は前投薬はなるべく全員にしてあげたいと考えております。考えが古いんでしょうか?
Commented by nozakoji at 2009-11-06 05:39
念のため追加です。
この程度の前投薬によって自分の名前が言えなくなる方、手術部位が言えなくなる方はおりません。誤認を理由に患者さんに安定剤を出さない若い先生は、再考して頂けると嬉しいです!

自分や自分の家族が手術前に緊張していても安定剤は出さないつもりなのかな~?
Commented by yangt3 at 2009-11-06 10:30
手術室だけでなくカテ室も非日常空間です.
さらにいえば外来も病院もちむどんどんする空間ですよね.
だから少しでも緊張をほぐすために
私も心砕いています.iPodによる環境音楽も活躍しています.
Commented by nozakoji at 2009-11-06 16:37
yangt3先生、コメントありがとうございます!

音楽も有効ですよね!モニター音も少し紛らわせることができますし!
当院手術室も手術前の看護師訪問時に、お気に入りの曲を患者さんからお聴きしてその曲を就眠まで流すようにしています。沖縄の高齢者の方は沖縄民謡を選ぶ方も多いです!(^_^)v
Commented by いちご at 2009-11-06 21:10 x
こんばんは!
脊髄くも膜下麻酔・・・あります・・・。高校生のときですが。馬尾神経に触れてしまいかなり痛かったことと事前に麻酔については説明されず、全麻なのか脊麻なのかもオペ室についてからわかったので怖かった思い出が・・・。
でもちゃんと事前に説明されていたらもっと不安は軽減されてたかもしれませんねぇ、あ!!前投薬もありませんでしたorz
もう少し麻酔がんばってください♪
Commented by nozakoji at 2009-11-06 22:55
いちごさん、こんにちは!!貴重な経験コメント、ありがとうございます!

高校生でも泣き出す子もいますので、自分は前投薬を出すようにしています。やっぱり、恐ろしいですよね。

>もう少し麻酔がんばってください♪
→う~ん、緊急手術麻酔のみ担当しようかなあと思っています。それじゃないと、救急に専念できないことがあるもので・・・・。
Commented by andante at 2009-11-06 23:55 x
nozakoji先生今晩は
考えてみれば私も経験豊富なんですよね(自慢になりませんが)
この麻酔は、20歳位の時、虫垂炎で癒着した時しました。
詳しい説明なんてありません。なすがままです(T_T)
体質でしょうか、虫垂炎の時もこの時も途中で麻酔が切れたようです。
内蔵を抉り出されるのかと思うほどの激痛でした。
両手の手根管症候群の手術もしました。片手は全身麻酔で何時眠ったのか分からないうちに、目が覚めたら終わってました。
楽だと思ったのもつかの間、執刀医が説明に来た頃は痛みもピークで、何か一生懸命説明してくださったにもかかわらず、聞いちゃいないって感じでした。
おまけに血圧低下で、一晩中吐いていました。
ケロイド体質なので、傷跡は全部残っていて、これは何歳の時だとはっきり分かります。
唯一何も残らないのは、カテーテル治療でしょうか?
今の先生方の技術は素晴らしいなと思います。
その一瞬命を預かって、その人のこの先の人生がかかっているのですから。
麻酔の世界の進歩も、昔とは比較できないでしょうね。
もっとずっと長ーく頑張ってください(^_^)
Commented by nozakoji at 2009-11-08 11:48
andanteさん、こんにちは!そうですか、麻酔・手術の経験がおありなんですね。

>詳しい説明なんてありません。なすがままです(T_T)
体質でしょうか、虫垂炎の時もこの時も途中で麻酔が切れたようです。
→麻酔科の専門が担当したのか、外科の医師が担当したかでも説明は変わるかもしれませんね。今は、脊椎麻酔でもかなり詳しく説明する時代です。
 手術後に吐く理由は、血圧低下以外に、手術中の麻酔薬の影響もあったのかもしれません。特に、女性は吐く確率が男性より高いようですよ。

>麻酔の世界の進歩も、昔とは比較できないでしょうね。
→医師になって15年ですが、いろんな薬、いろんな器具が出ています。もっと便利に安全になると思われます。

>もっとずっと長ーく頑張ってください(^_^)
→ありがとうございます!でも、定期手術の麻酔への関与は減らしていこうと考えています。
Commented at 2009-11-09 01:17 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nozakoji at 2009-11-10 09:21
非公開コメントさん、コメントありがとうございます。

数時間前に元気でお話した方の急変、さぞ驚かれたでしょうし、悲しみも深いものとお察しします。

でも、非公開コメントさんと最後に楽しく会話できたことを喜んでいてくれるような気がします。
Commented by Mat at 2009-11-11 01:54 x
筋注は痛い! 効果は人によってまちまち てのも みんなのエクスキューズになっているようです
僕も内服で少し前投薬復活させてみようかなぁ。。。
‘大丈夫です 手術室着たらすぐに痛み止め使いますから‘ の説明フレーズに ‘そこに来るまでのドキドキが嫌なんじゃ‘ と つぶやき突っ込みを入れたくなることもしばしば。。。 ご老人の範疇間違いなしですね○
Commented by nozakoji at 2009-11-12 08:57
Mat先生、コメントありがとうございます!

レンドルミン2錠をなめて貰う作戦は今の病院で始めましたが、痛くもないし、効果もあります。
ただ、前投薬をなくした病院で復活した場合、患者さんの独歩入室が当たり前になっていると思うので、「え~、またストレッチャーで患者さんを運ぶの~。」という不満が看護サイドから出そうですね。でも、患者さんの不安を取るためなので仕方がないですが。
Commented by ahi at 2009-11-15 10:25 x
こんにちは~。 ちむどんどん(爆笑^^) この言葉からは心臓ドキドキ感が全く想像できないのが、おもしろいです!
私が働いている病院では、手術前に透視室で硬膜外チューブを麻酔科が入れ、その場で前投を筋注しています。 そこしボーっとした状態でベッドでOp室入室しています。  徒歩入室のほうが看護師としては楽だけど、自分が患者になったことを考えるとボーっとした状態で入室して、かつエピチューブも手術部位に合わせて入れているので、いいシステムだな~と思っていますよ。
Commented by nozakoji at 2009-11-15 21:51
ahiさん、コメントありがとうございます!

手術で入れる硬膜外も透視室でいれるのですか!?すごい慎重かつ几帳面な先生なんでしょうね。私はペイン患者さんしか透視室では入れたことがありません。(^_^;)
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