救急専門医、麻酔科認定医・標榜医。北から沖縄に移住→再び北上した感想など…。(救急には無関係な内容が多い!ペインクリニック患者でもあります。)症例は設定変更しています。
by nozakoji
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骨盤骨折はある?ない?~全身観察の大切さ

 いつかの患者さんです。(たまには救急の話も書きます。(^_^;))


 大きな事故で、救急隊が現場到着時から心肺停止状態の患者さんが搬送されることになりました。現場で心肺停止患者さんは救命は困難なことが多いですが、スタッフとともに緊急開胸術の準備等もして搬入に備えました。

 救急外来に搬入時も心肺停止は変わらず。気管挿管、静脈路確保、緊急開胸心マッサージなどの処置を行いました。多発肋骨骨折、血胸などがありましたが、致死的な出血源としては腹部臓器損傷か骨盤骨折が疑われました。

 ある医師が骨盤を触診しましたが、「骨盤の動揺はないようだ。」と言いました。(注:腰骨(骨盤の腸骨翼)を両側から触診したときに、大きな骨折があるとグラグラした感触がある。)
 しかし、そのあと私も触ってみましたが、グラグラ感でいっぱい(?)の骨盤でした。

 で、写真はこんな感じでした。

a0031617_22225839.jpg


 いわゆる不安定型の骨盤骨折で、予後不良のタイプでした。

 その後、あらゆる救命処置にも反応なくなり(一時的には心拍再開も認められました。)、結果は残念なものとなりました。

 患者さんの体をきれいにしたあとに救急隊の記録を見直したのですが、そこには、

 骨盤動揺 なし

 と記録されておりました。(注:現場で外傷心肺停止ですから、骨盤動揺はみなくても良かったかもしれませんが。でも、見てはいけないわけではありません。)



 さて、救急隊向けの外傷初療教育プログラムJPTECでは、骨盤骨折の触診についても教えております。なので、この記録を書いた救急隊員もその触診方法で観察をしたはずです。なのに、「動揺なし」と記録に書いております。また、私の同僚の医師も「骨盤骨折はなし」と診断してます。
 これは、彼らの経験不足ということだけではなく、日頃JPTECコースでインストラクターとして参加している我々の責任もあるかもしれません。
 骨盤骨折のみならず、患者さんの体から重症外傷を見つけ出すには、観察者が「大きな外傷が何か隠れているんじゃないか?」という意志を持って観察する必要があると思います。意識のある患者さんなら痛みも訴えますが、今回のような意識なしの患者さんでは自分の観察力だけが頼りとなります。

 そんなわけで、次回のJPTECコースではこの症例も例に出しながら指導に当たっていきたいな、と思っています。

 全身観察って難しい・・・・???。
 
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by nozakoji | 2008-04-29 23:36 | 救急の話 | Comments(10)

むかつく呼び出し!(>_<)

 昨日は完全にオフとして、妻子とともに「おきなわワールド」という観光地に行きました。

 敷地内には鍾乳洞もあり、ハブのショーや伝統舞踊のショーなどが観光客向けに行われているところです。沖縄在住になった我々ですが、話のタネにいって参りました。

 で、沖縄ワールドを観光客になりきり7割方楽しんだ時に私の携帯が鳴りました!しかも、所属先の病院ではなく、たまに麻酔の手伝いで出向する病院からです。時々、夜間や休日の麻酔呼び出し当番をすることはあるのですが、今日は違うはずでした。

 病院事務:「nozakoji先生、臨時手術で外科の先生がお呼びですので、電話をつなげます。」

 自分:「え!!今日は自分でしたか?」

 病院事務「ええ。こちらでは今日は先生になっています。」

 自分:「・・・ええと、じゃあ向かいます。」


 ちょっと納得いかない気持ちもあったのですが、ここで次の人を探しても外科医が困るでしょうし、「もしかしたら、急遽変わったかな???」という気持ちもあったので、いそいで病院に向かいました。

 もちろん、子供はちょっと寂しげでしたが、「ごめん、haru。おなか痛い人の手術で呼ばれたから、また来ようね・・・。」と謝り、約30分後に病院に到着しました。妻子は途中でおろし、タクシーで帰宅させました。

 手術室で着替え、看護師の部屋に行くと、

 看護師:「あれ、nozakoji先生、どうしたの??」

 と言うではありませんか!しかも、すでに、本当の当番の先生が来ていて、手術前の麻酔科回診中というではありませんか!!!


 なんで、こんなことになったのかわかりませんが、とりあえず「そうですよね~!!じゃあ、帰ります。」と言ってにこやかに、大人の対応をしてその場をあとにしたのですが、帰宅後に腹が立って、腹が立って仕方がなかったのでした!(-_-)

 娘の楽しみの時間+タクシー代を返して欲しい!!!


 でも、自分の記憶に自信がなかった自分も悪いんですけどね。(苦笑)


 
 次回、「骨盤動揺あり?なし?」(仮題)というお題で記事を書きますね。


 
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by nozakoji | 2008-04-27 22:10 | その他 | Comments(9)

日本外傷学会は沖縄です!(^^)/

 5月29日、30日の二日間、日本外傷学会沖縄コンベンションセンターで開催されます。

 全国から、そして北国からも多くの方がいらっしゃると思いますが、もしお時間がございましたらご連絡いただけると幸いです。m(_ _)m

 皆様の来沖を心よりお待ちしております!!!
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by nozakoji | 2008-04-25 08:26 | 救急の話 | Comments(8)

すべては患者さんのために・・・。(>_<)

 本日、4月から救急部に来た研修医に両手の静脈を「寄付」しました。

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 ホントは左手だけのはずが、失敗したので、右手にも刺されました・・・。まあ、次に来院する患者さんの時に成功してくれると思えば、提供する意味があるというものです。(ちなみに2回目は上手に留置(血管内に点滴針を入れること)できました。(^^)/)

 
 でも、痛かったな・・・。(T_T)
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by nozakoji | 2008-04-21 12:10 | 救急の話 | Comments(11)

報告会は無事終了!

 前回の記事に書きました遠隔医療関連の報告会ですが、当日は特にトラブルもなく終了いたしました。しかし、前日は、午後早めに会場(他病院の講堂)入りしセッティングしたにも関わらず、きちんとつながったのは午後8時過ぎでした・・・。(>_<) 原因は、ちょっとしたことなんですが、それがわかるまでにかなりの時間を要しました。

 当日は、ご来賓に挨拶を頂き、その後、私が「TV会議システムを用いた実証実験の概要とねらい」についてプレゼンしたのですが、平日の6時過ぎということもあり来場者はまばらで少し寂しい中での開会となりました。しかし、その後は病院関係者、IT関係者など計70名ほどの方にお集まりいただきました。本当にありがとうございました。m(_ _)m

 まだ、実証実験は始まったばかり。今後、沖縄のみならず他県でも利用できるようなシステム作りのヒントになるようなものになれば、と思っています。


 詳細についてはまたご報告できれば、と思っております。
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by nozakoji | 2008-04-20 14:27 | その他 | Comments(6)

遠隔医療に関する報告会の準備中です。

 15日は、遠隔医療に関する実証実験をするにあたっての報告会が県内で開催されます。自分は事務局の仕事(=パシリ)をやっているため、連絡、買い物、調整などを行っております。

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 当日は発表もあるため、その準備のため職場で準備をしています。いわゆる通信関係の「お役人」も東京から来るため、粗相や失敗があってはいけないのですが、今現在、何が抜けているのかがよくわかりません。(^_^;)

 当日は、テレビ局や新聞社も来るかもしれないので、少し気合い入れて頑張りたいと思います!
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by nozakoji | 2008-04-13 22:23 | その他 | Comments(7)

若い!=貫禄ない!→実力ない?

 現在、アジア系外国人男性の主治医をしてます。(外傷患者)

 久しぶりにICU管理をして、「やっぱり、外来だけじゃ物足りないなあ・・・。」という思いが強くなりました。一つの道を究めるのも大切ですが、自分は、救急外来&ICU&手術麻酔といろんなことが人並みにできるバランスの取れた医師が理想です。(現時点では、人並みにできてないですが。(^_^;))

 さて、そんな患者さんの奥さん(アジア系)の友人(アジア系)から、こんなことを言われました。(患者さんの状態が良くなった日のベッドサイドで。)

 友人「ホントウニヨクナッテヨカッタ!トコロデ、シツレイデスガ、nozakojiセンセイハ、ナンサイデスカ?」

 自分「貫禄ないですけど、あと1ヶ月で39歳ですよ。」

 友人「エー!!!ホントデスカ?ワタシトオクサンハ、
「アノニホンノイシャハ、25サイグライジャナイカ?」
 トイッテマシタ。」
 

自分「すいません、貫禄なくて。じゃあ、奥さんは不安がっていました?」
 
 友人「ハイ、サイショハ。(笑)」

 ・・・やっぱり、不安だったんだ。(苦笑)

 自分は別に、若作りしているつもりはないのですが、いつも年下に見られてしまいます。そのため、救急外来で、他の医師を呼んだときに明らかに年下の医師に「ため口」で話される始末です。(その後、自分の学年を知って急に話し方が変わった医師が何人かおります。(笑))

 
 また、先月は、メールのやりとりをしていたある会社の方と初めてあった時に、隣の50代医師のことを私と思われました。そして私は「「インターンの先生」かと思いました。」と言われました。 


 まあ、実力もないのでいいのですけどね・・。(^_^;)



 老けてみられるよりは良いですが、医師としては少し不利なことだと感じる今日この頃です。
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by nozakoji | 2008-04-11 18:12 | その他 | Comments(6)

人工呼吸って難しい!とにかく胸骨圧迫を!

 本日の朝日新聞のホームページで、日本発の蘇生に関するデータがアメリカの蘇生指針に取り入れられるという記事が出ていました。もちろん、このデータについては知っておりましたが、一般紙にも取り上げられたということはこの情報に間違いはなさそうですね。

心停止、とにかく胸押して 救急医ら調査、指針見直しへ

2008年04月05日13時43分

心停止状態で倒れている成人を助けるには、胸を押し続けて圧迫するだけでも、人工呼吸を加えた方法と同じ蘇生効果があることが、日本の二つのグループの調査でわかった。調査を受けて米心臓協会(AHA)は、この「圧迫」を蘇生法として市民に勧める見解を発表。日本でも指針が見直される見通しだ。

 詳しくは以下の記事を参照くださいませ。
http://www.asahi.com/life/update/0404/TKY200804040161.html

 
 約一年前、公共の場で心肺停止の現場に遭遇しました。その場には、私と知人の救急救命士がいました。倒れた方の頭側に救命士さんがいたので、私の持っていたフェイスシールド(感染防御のためのビニールシート)をお貸しして人工呼吸をお願いしました。
 しかし、心臓が止まって間もない時期にはいわゆる「あえぎ呼吸」という異常な呼吸が出現しますので、救命のプロである救命士でさえも、そこに適切な人工呼吸をすることは不可能でした。

 つまり、蘇生用の人形と違って「人工呼吸は難しい!!!」んです!それに比べて、胸骨圧迫(心マッサージ)は3時間も訓練を受ければ誰でもいつでも同じようにできます。
 ということは、蘇生方法に不慣れな一般の方が、人工呼吸が難しい患者さんに無駄な時間をかけるよりも、今回の記事にあるような胸骨圧迫オンリーの蘇生をした方が間違いなく有用であると、実体験からも断言することができます!

 蘇生法を教える人間としては、このデータに基づいた新たな蘇生指針が出ることで、教え方もシンプルになりますし、患者さんの救命率も今よりは上がると思うので、良いことだらけだと思います!!!
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by nozakoji | 2008-04-05 23:49 | 救急の話 | Comments(6)

とりあえず「最後」の自衛隊ヘリ添乗業務

 1年前、私が沖縄に転居して数日後の2007年(平成19年)3月30日、鹿児島県徳之島に緊急患者搬送に向かった第101飛行隊所属のヘリコプター(CH-47JA)が徳之島の天城岳山中に墜落し4名の自衛隊員が殉職しました。

 それから、1年が経過しました。

 先日の新聞では

 自衛隊のヘリコプターを使用した急患搬送で県、離島十八市町村と県立四病院、民間五病院が「離島からの急患を空輸する際にヘリコプター等への医師等の添乗に関する協力協定書」を締結することが十九日、分かった。県内では復帰後三十年近く自衛隊法の災害派遣要請を適用してヘリ急患搬送を実施している。医師添乗の在り方や運航の安全確保など運用について協定を結ぶのは初めて。

 沖縄タイムス http://www.okinawatimes.co.jp/day/200803201300_05.html

 と書かれていました。私は、県庁のヘリ添乗に関する会議にも何度か出ましたが、県庁側は「以前と比べて進歩」「県としては一生懸命やっている」と言ってました。果たしてそうでしょうか?20年近く前にも一度落ちていますが、こういう取り決めがなされていなかったこと事態が異常なことだったと思います。

 協定書が結ばれても、もっとヘリへの添乗システムをガラッと変えないと、この冬にも導入される予定の沖縄県ドクターヘリとの協調性は保てないと思います。

 私の所属する救急部では、専任救急スタッフは少ないですが、他病院が嫌がる夜間の長距離搬送にも離島医療支援のために積極的に関わってきました。私個人でも、この一年間で夜間長距離搬送を中心に15回以上は添乗しました。(沖縄県では個人で一番添乗しました。)

 私や、上司は、「離島間急患搬送は、医師の添乗が「原則」というより「ほぼ絶対」でなくてはならないし、そのシステム構築をするなら今しかない」、と考えています。ですが、某病院の院長や県庁にはその考えはないようです。逆に原則とは反対の、看護師や救命士を医師の代わりに乗せようとしています。

 そんな訳で、病院長にも私たちの考えを伝えた結果、4月からは離島間急患空輸への添乗業務から一度離れることにしました。「お手並み拝見しましょうか。」なんて、高飛車な気持ちは全くありません。この一年の会議の進み方、その結果などからの苦渋の判断です。

 昼夜問わずに離島間急患空輸の任務に携わっている陸上自衛隊第101飛行隊の皆さんには申し訳ないな、とも思っております。


 上記のような理由で3月31日が最後のヘリ添乗当番だったのですが、日中に依頼があり400kmほど離れた離島まで急患空輸に行ってきました。1年前は緊張もしたのですが、最近は行きの機内は寝てしまいます。(笑)しばらくの間は自衛隊機に乗れないと思うと、少し寂しい気も致します。



 最後の添乗はヘリではなく固定翼のLR1でした。(カラーリングは違います)機内は狭いですが、ヘリよりは静かで速いです。
 
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by nozakoji | 2008-04-02 01:46 | 救急の話 | Comments(6)