2013年 08月 18日
救急救命士の業務拡大
一つが、
『血糖値の測定と低血糖発作に対するブドウ糖溶液の投与』
です。
意識障害の訴えでドクターカー要請があり、患者さんに接触すると低血糖が原因ということはよくあります。しかも、ブドウ糖を投与した途端に意識が回復するので、現場でいち早く投与するのはとても有用と考えます。
また、血糖値測定は糖尿病の患者さんなら自分で簡単に行っている処置ですので難しいことはありません。(^人^)
もう一つが、
『心肺機能停止前の静脈路確保と輸液の実施』
現在の法律では、救急救命士は心肺停止になった患者さんにしか点滴をすることができません。それが、現場では心臓は停止してないけど、病院到着までに止まるかもしれないような重症患者さんにも点滴することが可能に為るのです。
吐血や下血で出血の多い患者さん
アナフィラキシーショック(重症のアレルギー)の患者さん
重症外傷の患者さん
など、適応となる患者さんはたくさんいます。
地域で決められたルールに従い、適応の患者さんには病院と連携しながら処置を行なっていただき、患者さんの状態改善に役立てば良いですよね。(^人^)
2013年 08月 14日
初期研修医面接に向けて・・・
実際の面接は上層部の方々がするのですが、私も研修医教育に関わる立場ですので、応募されてきた履歴書などは見せていただく立場にあります。
そこで思ったこと。
私が医者になった平成7年は、現在のような研修医制度は無かったので、ほとんどが大学の診療科に入局していました。なので、自分の卒業大学に入るのならば教授への挨拶だけで面接も無かったですし、履歴書も書きませんでした。しかも、「入ります!」と言えば、「そうか、ありがとう!」といわれる時代でした。
現在、私のいる病院には募集人員に対して約?倍の入職希望があります。つまり昔と違い、希望する病院には入れず、落ちる方がいるのです。(定員割れしている病院ならば全員入れますが)
そんな時代ですから、本当に入職したいのならば面接はもちろん、履歴書も丁寧に書くと思いますよね?写真もきちんとした服装で写しますよね?写真の大きさもしっかり定規で測って切り取ってから貼りますよね?
・・・そうじゃない強者がおりました。
面接で挽回できるのかな・・・。(-_-;)
現在、医学部5年生の方。
・字は下手でもいいのでいつもよりゆっくり丁寧に書きましょう。
・写真はスピード写真ではなく、散髪してスーツで、写真屋さんで撮りましょう。
・自己アピールもしっかり書きましょう。
・写真の大きさもしっかり履歴書の枠に合わせて切りましょう。
当たり前のことなんですけどね。
2013年 08月 07日
勉強全くやる気がしない(^_^;)
2013年 07月 21日
病院=ブラック企業?
と言うことでかなりバッシングを受けた。
それを言うなら、いまだに当直明けも夕方、あるいは夜まで働くのが当たり前の診療科が多い医師の世界はどうなんだろう。
医師の場合、医師の健康はもちろん、当直明けで寝不足のまま手術や外来をする事により、医療ミスが起きる可能性も高まると思う。
変えていかなきゃ。