2012年 01月 18日
フレイルチェストの動画
出てくるそぶりもありません。(-_-)
父親の私はと言えば、腰痛、下肢痛悪化し、仕事を今日も休んでしまいました・・・。(^^;)
さて、それはさておき、たまに救急の話しを。
救急隊向けの外傷の勉強コース「JPTEC(じぇいぴーてっく)」の中では、胸部外傷の一つとして「フレイルチェスト」というものを教えられます。
フレイルチェスト(flail chest)とは、
複数の肋骨骨折で各肋骨に複数箇所の骨折があった場合に見られます。わかりやすく言うと、普通は息を吸うと胸がふくらみますが、フレイルチェストがあれば、逆に胸が陥没するように動きます。
このフレイルチェスト、外傷患者さんがたくさん運ばれる施設で働いていると時々見られる外傷なのですが、若い救急隊員、若い医療従事者などではまったく見たことが無いと言う方が多いです。
そんな方は、次の動画を参照されると理解が深まると思います。
フレイルチェストがあれば、肺挫傷、血気胸などが命に関わるような重症外傷が合併していることを考えねばなりません。
救急現場でできる処置としては、高流量酸素投与、呼吸時の痛みを緩和するための胸部の圧迫固定ぐらいですが、救急隊の方から、病院に
「フレイルチェストが認められます!」
という連絡を頂けると病院スタッフは
「重症胸部外傷の患者さんが来るよ!準備急ぐよ!」
となり、いつも以上にスムーズな初期対応をすることができることになります。
百聞は一見にしかず。
今まで見たことのない医療関係者の方はぜひ目に焼きつけて頂きたいと思います。



