2006年 12月 12日
純粋な救命士のタマゴ達!
11月、長期出張でかなりハードに働いた後から、頚肩~足腰とつらくなり、更にPCを見ると眼精疲労も強くなったため、あまりPCを使用しなくなっておりました。そのため、本ブログの更新が滞っておりました・・・。
と、得意の(?)言い訳から始まりましたが、最近の手術室での話を書きます。
数週間前より、某専門学校から救急救命士学科の学生(2年生)が1週間ごとに手術室見学に来ております。毎日、実習が終わった後でその日見学した内容や学んだことをレポート提出するのですが、その内容が結構面白いため、自分が手術室責任者では無い日でもレポートチェックをしております。(笑) 漢字の間違いも多いし(例:喉頭の「喉」。人偏の右に縦棒を1本多く書く人が多い!ま、医師でも間違ってる人もいますが。)、文章もちょっと(かなり?)稚拙な子もいます。(^_^;)
しかし、実習中はこちらの話をしっかりと聞く姿勢が出来ていますし、挨拶もしっかりとできており、ウチの医学生とは大きな違いです!(笑) また、病院実習も今回は初めてなので、何事にも眼を輝かせ、ちょっとしたことにも感動してくれます!(例えば、以前の記事で紹介したエアウェイスコープによる挿管とか!)
自分の学生時代を振り返ると、なんだか恥ずかしい限りです。彼らのようにもっとまじめに実習に取り組んでいたら、きっと今頃は「名医」になっていたと思われます。(苦笑)
数年後、救急外来で
「先生、お久しぶりです!先生にレポートで細かいところをチェックされた●●です。今は××救急隊で救命士やってます!」
「お~、君はあの時の!」
と、彼らと一緒に働ける日が来るといいな~と思ったりもするのですが、私はその時まで救急医をしているのだろうか・・・?(搬送される側になってたりして。)
あ、あと、確定はしてませんが、冒頭に書いた眼精疲労の原因ですが、早めの「老眼」かもしれません。((^_^;) だって、今までの眼精疲労と違って焦点がゆっくり合ったりするんですもん。)