2006年 12月 29日
年末年始に病院に泊まらないなんて・・・
救急に携わっている時は、年末年始の当直や呼び出しは当たり前のことでしたが、今年は違います。10月から麻酔に戻っているため、泊まりもなく、2日に自宅待機があるのみとなってます。(年末年始に働かれる病院スタッフの皆様、ゴメンナサイ。)
まあ、こんな年末年始はそうあるものじゃないので有り難く休ませて頂くことにします。来年はまた当直業務に戻ることになると思いますし・・・。
さて、昨日の定期手術の麻酔業務ですが、いつもと様子が違いました。と、言うのも、ウチの教授が赴任してから、
「年末最後の定期手術の麻酔は、上から順番に担当しよう!」
という制度になっているのです。つまり、教授、助教授、講師、助手、、という偉い順序(と言うより年齢順?)に麻酔業務が当たるのです。そして手術室責任者は、2年目の研修医でした。(^_^)(もちろん、バックに本当の責任者はおります)
いつもなら、研修医や4~5年目の医師が中心になって麻酔業務を行い、我々助手以上が手術室責任者や研修医達のサポートを行っているので、「下克上」とも言われています。(苦笑)
まあ、みんなベテランなので麻酔技術はあるのですが、大学では滅多に麻酔を担当しない人たちなので、結局は、「あれはどこにあるんだ!」とか、「この電子麻酔記録の使い方がわからない!」と若者を呼び出すことになったのですけどね。(私も、輸血のチェックの仕方がわからなかったり、急に電子麻酔記録の電源が落ちたりして、若者の世話になりました。(苦笑))
他の職場でも何日か限定で行ってみてはいかがでしょうかね。
例えば、
若い消防職員が救急隊の隊長になるとか、 1年目看護師が師長やリーダー業務をするとか、、、、。
きっと、若者は先輩の苦労がわかり、先輩は若者の苦労がわかるのではないでしょうか?
と、真面目な締め方で今年のブログを終えたいな、と思っております。
では、また!