2008年 05月 17日
日本DMAT隊員養成研修3日目が終了!試験は無事に終わりました!(^^)/
・現場救護所における診療のながれ
→現場では治療をやり過ぎてもいけません。院内と違って医療資源・診断機器が限られているからです。必要最低限の治療を心がけないといけません。(血圧が安定していれば、他に重症外傷があっても点滴をしないという選択肢もありえます)
・実習 シナリオ診療(現場救護所)
→上記についての実習をシムマンという高機能のシミュレーター(脈も触れる、呼吸もする人形)を使って行いました。微妙にJATEC(医師向けの外傷初療ガイドライン)と違うので戸惑いました。
・シミュレーション 大地震発生/DMAT派遣
・シミュレーション 広域災害時のDMAT活動
→他県から応援要請があったときにどのような経路(飛行機、陸路)を選んで、現場の災害拠点病院に向かうか、という机上シミュレーションを行いました。また、実際に現場で診療に当たったときに出会う問題点についても考えました。(たとえば、メンバーが「死体ばっかり・・・。もう帰りたい・・・。」といったらどうするか?)
・実技試験 トリアージ、情報通信、シミュレーター
→現場で患者さんの重症度を判定するテスト、トランシーバーで他人に必要な情報を伝えるテスト、現場救護所での治療に関するテストを行いました。
・筆記試験
→DMAT活動する上での基礎知識、トリアージに関する知識について問われました。
・広域医療搬送におけるDMAT活動
→試験後にまた講義!被災地の空港に運ばれてきた患者を救命のために他県に搬送する際の適応について学びました。
・実習 シナリオ診療(災害拠点病院、SCU)
→現場ではなく、被災地の病院内、空港で診療するシミュレーションを行いました。
すべて終わったのが19時30分ごろでした・・・。疲れ切りました・・・・。
で、20時過ぎからは場所を変えて懇親会!
懇親会では、各グループの自己紹介が終わったあとに、みんなの合否についての発表がありました。(でも、ここで不合格者がいても酔っぱらっているので再試は無理ですけどね。(苦笑))
結果は全員合格!でした!また、成績優秀者の発表もあったのですが、まぐれで上位3人に入ることができました!(^^)/(ま、別になにも貰えませんが・・・。実技はできたのですが、筆記はあまりできなかったので、ちょっと驚きました。)
明日は最終日。朝8時集合なのが辛いですが、滅多に体験できない実習(今、中国で行われているような「瓦礫の下の医療」など。)があるので頑張りたいと思います!
今は、疲れが出てかなり持病の足腰が辛いので、しっかり腰サポーターをして望みます!!!