第16回ドクターヘリ講習会に行ってきました!

 DMAT講習会より先にドクターヘリ講習会に行っておりましたが、今回はその時の報告を。
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 倍率はよくわかりませんが、とにかく抽選に当たり、日本航空医療学会が主催するドクターヘリ講習会に参加することができました。時は2008年5月10日11日の二日間、場所は名古屋でした。(グルメレポート?はすでに報告済みでございます。)

 参加者は、医師、看護師のみならず、運航管理会社、整備士、救急隊員の計105名でした。

 すでにドクターヘリを運用している病院や、ドクヘリの運用を表明した県の救命センターのスタッフのみならず、私のようにドクヘリには乗ったことがない人間や、ドクヘリを依頼する立場の病院のスタッフなどが参加しておりました。沖縄からも私を含め数人の参加があり、また、北国からもK病院のM先生が参加しておりました。

 ま、そんなわけで、所属施設にかかわらず、受講したい方は日本航空医療学会のホームページを入念にチェックして申し込んでくださると受講できるチャンスがあります。

 さて、一日目ですが、開会式後に45分1コマの講義が8コマありました。

・ドクターヘリ総論1
・ドクターヘリ総論2
・ヘリの基礎知識(飛行原理、機体構造)
・ヘリの基礎知識(航空医学)
・ドクターヘリ医療(Dr)
・ドクターヘリ医療(フライトナース)
・ドクターヘリ医療(消防機関)
・ドクターヘリ医療(システム運用)


 ドクターヘリの歴史、海外での運用などの総論のみならず、すべての参加者がすべての講義を聴くスタイルでした。飛行原理のところは少し記憶が飛んでいますが(^_^;)、他はすべて楽しく聞くことができました。フライトナースのお話もよかったし、システム運用のところも「実際にヘリが飛ぶまでにこんなに各機関の調整が必要なんだ。」と、よ~く理解することができました。

 2日目は、共通講義が2コマでした。

・ドクターヘリの実際(安全管理)
・ドクターヘリの実際(法令・高速道路)


 その後は、各職種に分かれての講義&ディスカッションとなりました。

 私が受講した医師のところは、実際にあった搬送症例を講師の先生が提示され、それについてグループで「どう対応するのが良いのか?事故現場なら、どこに降りるか?飛行前にどの処置まで行うのか?」というディスカッションをおこないグループ別に発表しました。発表後には、「実際はこんなふうに搬送し、病院でこんな治療経過になりました。」という詳しい説明がありました。中には「え、そこまで現場でやるの???(^_^;)」という症例もありましたが、まあ、それは施設間の特色ということなんでしょうね。

 昼食後は、名古屋空港の格納庫で患者搬送シミュレーションがありました。

 まずは機体の説明があり、その後に実際に現場から要請電話がきて乗り込み、現場到着後にどのように患者を搬入するのか、というデモ展示が行われました。時間が90分と少し長かった印象はありますが、やはり実機体を用いての説明は説得力がありますね。
 説明の合間には「ヘリコプター大撮影会」状態になってました。(笑) 

 格納庫内はヘリだらけでした。(写ってないところにたくさんありました) 
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 トンボがいました。
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 黄色いトンボもいました。
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 自衛隊ヘリや海上保安庁のヘリも格好いいのですが、ドクヘリもやっぱり格好いいです!(医療と関係ない評価ですね。)また、ドクヘリのカラーリングも、白&赤のナショナルカラー(?)に青い文字でcoolですよね!


 今後、ドクヘリが導入される(されている)医療機関で働くかどうかは不明ですが、思った以上に有意義な二日間で会ったことは間違いありません。ちなみに、受講料は28000円でした。(ちょっと高いですね・・・。)

 この講習会の模様は日本航空医療学会のホームページにも掲載されております。(微妙に私も写ってますが、顔の識別は難しい・・・です。(^_^;))
 
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by nozakoji | 2008-05-27 20:46 | 救急の話

救急専門医、麻酔科認定医・標榜医。北から沖縄に移住→再び北上した感想など…。(救急には無関係な内容が多い!ペインクリニック患者でもあります。)症例は設定変更しています。
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