人気ブログランキング |

7月31日の「コードブルー」を見ました!

 昨日、録画しておいたフジテレビのドラマ「コードブルー」を見ました。

 きっと、研修医の多い救命センターでは「コードブルーごっこ」が流行っているのでしょうね。上級医が研修医に

 「おまえらみんなライバルだ。」

 と、柳葉風に言ってみたりとか(笑)

 
 さて、今回は、多数傷病者の現場が出ていましたね。この中で行われていたのが、以前の記事でも触れたトリアージです。

 傷の状況に関係なく、歩ければ「
 呼吸や循環などに明らかな異常があり緊急処置が必要なら「
 歩けないけど、全身状態が安定していて少し待てる状態であれば「黄色
 すでに死亡、もしくは治療をしても助けることが難しい方は「」(※多数傷病者がいる状況)


 
 現場で、今まで話していた患者さんが、血を吐き心停止になったとき、研修医は一生懸命に蘇生行為を行いました。しかし、上級医はそれをやめさせました。辛い状況ですが、これこそがトリアージの原則なのです。
 災害や事故などで限られた医療資源の中では、救命の見込みのある方に治療を行うべきなのです。(秋葉原の事件の時もそうだったのでしょう。)
 また、ドラマの中では、災害医療の研修を受けた専門チーム「DMAT(ディーマット)」にも出動を要請していましたね。さすが、救命の専門家の先生が監修しているドラマですね!


 ただ、「?」と思った部分が2カ所ありました。(見間違いだったらすみません。)

 
 その1:胸に鉄棒が刺さった患者さんがVF(心室細動。致死的な不整脈)になったときに、アトロピンも指示してませんでしたか?適応ないのでは???

 その2:薬剤に反応しないVFに対して、電気ショックが近くになかったので、振り向きざまに思いっきり胸骨叩打(拳骨で胸の中央の部分を叩き、電気ショックの代わりにおこなう方法)をしていましたが、あれ一発でVFが直るのはちょっと無理あるかな。(^_^;)


 

 いや~でも、ホントに良くできているドラマだと思います。まだ始まったばかりですが、是非、「救命病棟24時」のように続編も作っていって欲しいです!
by nozakoji | 2008-08-03 02:00 | 救急の話

救急専門医、麻酔科認定医・標榜医。北から沖縄に移住→再び北上した感想など…。(救急には無関係な内容が多い!ペインクリニック患者でもあります。)症例は設定変更しています。
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30