ICLSコースを開催しました!

 昨日は、新天地で初の二次心肺蘇生講習会ICLSコースを開催しました。(日本救急医学会認定コースとしておこないました。)

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 今回は6人グループ×2の計12人の受講生というこぢんまりとしたコースでアットホームに開催いたしました。

 このコースでは最低限教えなくてはいけない部分以外は、そのコース開催責任者が「こうしたい!」という部分を加えたり、工夫するのは自由なので、今回はコース担当看護師長にお願いして、本物のベッドをお借りいたしました!

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 多くのコースは会議用の長机に蘇生人形をおいてベッド代わりにするのですが、今回は2ブースということもあり、なるべく実際の現場を再現するためにベッドを使用いたしました。

 
 長机を使用した場合、いくつかデメリットがあります。

 ・頭側に人工呼吸(換気)を邪魔するようなベッド柵がない。横にも柵がない。

 ・机は固いので、胸骨圧迫(心マッサージ)の時に背板(胸骨圧迫をしっかりおこなうための板)を入れるのを忘れてしまう。 

 ・机はベッドに比べ幅が狭いので、胸骨圧迫を足台に乗らなくてもできてしまう。(特に身長が高い人)
 
 ・不安定。などなど。



 今回は、実際のベッドを使用しましたので、

  横のベッド柵を倒す
  →枕を外す
  →足台を使ったり、ベッドの上に乗って胸骨圧迫を開始
  →応援スタッフは人工呼吸(バッグバルブマスクを用いて換気)するときに頭側の   ベッド柵を外す
  →ベッドが沈むので背板が必要と判断できる
  →・・・


 という実際の現場で生じるのと同じような障害(?)も毎回体験できるのです。


 6人×6グループのコースではなかなかできないことなので、今回は受講生にとって良い経験になったと思っております。(自分だけでしょうか???)


 でも、講習会で実際のベッドを使用するというアイディアは私の思いつきではなく、数年前に北国のS市立病院でおこなわれたICLSコースのパクリであるということを最後に白状(?)しておきます!(そのコースでは6ブースすべてに本物ベッドを用意していました。(確か))
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by nozakoji | 2008-11-23 12:22 | 救急の話

救急専門医、麻酔科認定医・標榜医。北から沖縄に移住→再び北上した感想など…。(救急には無関係な内容が多い!ペインクリニック患者でもあります。)症例は設定変更しています。
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