今、自宅へ一時外出中です。やっぱり良いですね、自宅は!(^_^)v 

 ずいぶん痛みは楽になってきましたが、病院を出てくる前には念のため塩酸モルヒネを一錠(10mg)飲んできました。

 モルヒネというと麻薬であり、「劇薬」、「恐ろしい」、「中毒」、「ガン」というイメージなどをお持ちの方もいるかもしれませんが、そんなに怖い薬ではありません。

 手術中・後の鎮痛薬として硬膜外腔という脊髄の近くに麻酔薬と一緒に注入して術後鎮痛に用いたりすることもありますので麻酔科医にとっては馴染みのある薬です。(この場合は注射液を使います)
 緩和ケアと言われるガン患者さんへの鎮痛に用いられることは皆さんもお聞きになったことがあるかもしれません。
 また、急性心筋梗塞の患者さんにも使います。胸痛への鎮痛のみならず、心臓への負荷を取ってあげるためです。

 
 でも、まさか自分が難治性の痛みで飲むことになるとは!!!各種ブロックのみならず、麻薬も飲むとは・・・・これで私も自他共に認めるどこに出しても恥ずかしくない「立派なペインクリニック患者」です!(^_^;)
 
 で、モルヒネの副作用として有名なのは、皮膚のかゆみ、眠気、嘔気・嘔吐、それと便秘です。一昨日まではブロックの効果があまり無いため、結局、3日間朝・昼・夜と内服しておりましたが、眠気はたまに襲ってきましたが思ったほどではありませんでした。かゆみも嘔気も全くありませんでした。
 
「なあんだ、10mg×3じゃ何も起きないんだな~。」

と軽く考えていましたが、いつもは快眠快便の私にも、便秘はやはり訪れました。(苦笑)

 当初、看護師さんが回診に来るたびに

「便秘は?下剤は飲みますか?」

としつこい位に言うので、

「ガスも出てますし、食事の取る量が少ないからだと思います。下剤は結構ですよ。」

とやんわり断っていたのですが、3日間、ウ●コが出なくなったときにさすがに下剤を頂きました。(何だか、ちょっと「負けた気」がしました。(笑))

 で、下剤を2晩飲んでやっと「スッキリ!」した次第です。


 毎度かなりの痛みを伴う「患者体験」なのですが、
「またこれで、患者さんの気持ち、薬の副作用を身をもって知ることが出来たなあ~。」と、ポジティブに考えていくことにします!

 また一つ、大人になりました。(笑)
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by nozakoji | 2007-03-10 13:45 | 症例の話

救急専門医、麻酔科認定医・標榜医。北から沖縄に移住→再び北上した感想など…。(救急には無関係な内容が多い!ペインクリニック患者でもあります。)症例は設定変更しています。