感染ネタの続きです。

 
 感染の基本的知識を学ぶには、いきなり難しい本や英語の本を読むより、わかりやすい本を読むのが一番です。

 と言うわけで、題名からもわかるように、気楽にねころんで読める本の紹介です。

 ねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書

 
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 内容は、初級編、中級編、上級編と分かれていますが、どれもわかりやすく書かれています。

 初級編をみてみると、以下の内容が並んでいます。

 掃除~おばあちゃんから教わった掃除?
 スリッパ~土足で上がり込むなんて・・・日本人の刷り込み
 早弁当~ガイドラインに従えば・・・
 プール~0.14gの糞便?
 
  
 などなど。楽しい文章とともにためになる内容がひとつのテーマに付き2~4ページでまとめられています。もちろん、前回の記事に書いた中心静脈カテーテルについても書かれています。

 
 自分自身の勉強のために、感染対策の基本をわかってもらえない同僚に渡すコピーのネタとしても有用です。


 ちなみに、最近、新しいシリーズの「もっと ねころんで読めるCDCガイドライン」もでました。もちろん、私は買いました!
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by nozakoji | 2009-02-14 12:18 | 感染

 今回は医療従事者限定ネタです。(詳しい用語説明を省略いたします。<(_ _)>)
 
 病院内で患者さんに中心静脈カテーテルを挿入するときには、キャップ、マスク、滅菌ガウン、滅菌手袋を装着するのが

常識

 です。

 そうでなければ、患者さんにバイ菌がついて感染のリスクが数倍にまで高くなってしまいます。(病棟、ICUでは、マスクとガウン、手袋は着けてもキャップをしない方が結構多いです。)

 マスクと滅菌手袋のみで挿入している方は、自分の頭、露出した腕、着衣からは患者さんの感染のリスクとなる毛髪、落屑などが落ちる可能性があることが全くわかっていない方です。

(最近、「中心静脈挿入時に私はガウンはなくても大丈夫」的な発言をしている医師がいてビックリしました・・・。何が大丈夫なのか、意味不明です・・・。(^_^;))

 もちろん、血管内に入れるカテーテルですから、血液に触れる可能性が非常に高く、「医療従事者自身の感染を防ぐ」という意味からも、感染防御具の着用は必須であります。

 
 また、感染防御具は処置が終わり次第、速やかに感染物専用のゴミ箱に入れるのが常識なのですが、処置後もそのままガウンや手袋をつけたまま他の作業を続ける人もいます。

 例:硬膜外ブロックを終えた麻酔科医が、血液のついた手袋のまま麻酔器をさわり、人工呼吸を開始する。バッグ、麻酔器、麻酔記録には患者さんの血液が付着・・・。

 例:中心静脈カテーテルを挿入後の麻酔科医が、「手術室が寒い」という理由で、ガウンを脱がずにいる。知らない間に、ガウンについた血液・体液が周りの物品、人に付着・・・・。


 


 患者さんの感染防止、自分自身の感染防止、そして、周囲の方への感染伝搬防止。このあたりをきちんと考えて感染対策をやっていきましょう。(自分自身もさらに気をつけていきたいと思います。)

 
 でも、このあたりがわかっていない方が病院内にはまだまだ多いです・・・。(>_<)


 そういえば、北国大学の手術室で働いていた時代に、「nozakoji先生に注意されるから手袋をはずさないと・・。」という発言を聞いてがっかりしたこともありました。
 


 追記:救急外来などで一刻を争うようなときは、ガウンを着ないで入れるときもあります。(言い訳しておきます。(苦笑)その代わり、感染リスクについてはきちんと考えているつもりです。)




 
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by nozakoji | 2009-02-11 09:56 | 感染

 沖縄では桜も咲き、プロ野球キャンプも始まり、すでに春を迎えております。気温も23度前後まで上昇し、最近は半袖シャツにうすいジャンパーでの通勤で問題無いです。

 そんな沖縄とは20度以上の気温差のある北海道では、今週末に麻酔科学ウインターセミナー(リンク)という勉強会が開催されています。

 以前、記事にもしましたが、6月には沖縄で麻酔科サマーセミナーが、2月には北海道でウインターセミナーが開催されているのです。プログラムを見てわかるように、単なる遊びのセミナーではありません!しかし、せっかくのリゾートなので、自由時間もしっかり確保されて、「よく遊び、よく学ぶ」場となっているようです。(自分はサマーセミナーに1回出ただけですが。)

 最近は他の分野でも同様なセミナーは増えているようです。研修医向けの救急に関するセミナーも沖縄で開催されていますし、外科医のセミナーでもスキー場で開催、というのがあるようです。


 今年のウインターセミナーの売りは、なんと言っても、麻酔科医を主人公にした「風のガーデン」のロケ地、富良野で開催されることでしょう!めちゃタイムリーですよね。


 ただ、このセミナーの空き時間に楽しんだスキーで骨折などのけがを負った場合は、職場で冷たい目に耐えなければならないでしょうが・・・。(笑)
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by nozakoji | 2009-02-07 13:23 | 感染

救急専門医、麻酔科認定医・標榜医。北から沖縄に移住→再び北上した感想など…。(救急には無関係な内容が多い!ペインクリニック患者でもあります。)症例は設定変更しています。
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