カテゴリ:医療一般( 1 )

高齢者の終末期医療

 来月、地元の訪問診療医師や訪問看護スタッフなどが参加する市民公開講座に救急医の立場から参加することになりました。

 テーマは「看取り」です。

 最近は、訪問診療医師や看護師の努力により、病院ではなく自宅で最期を迎えるという選択も可能となってきましたが、まだそのシステムは一般的ではなく、啓蒙も進んでいないというのが事実です。



 先日、両親を自宅でお看取りしたという方とお話しさせていただきましたが、以下のようなことをお話しされていたのが印象的でした。


 ・自宅で最期を看取ることで、親類が自由に面会できる。病院なら夜中には顔を見に行くことができないが、自宅なら気軽に行ける。

 ・最初は自宅で看取れるのか心配であったが、訪問診療の医師や看護師に電話をするといつでも来ていただける、相談できることがわかってからは不安が減った。

 ・昔は自宅で看取っていた。子供ながらに、「そろそろ旅立つのかな」というのが分かった。教育としても大事なことではないだろうか。



 
 そんなお話も聞きつつ、ネットで高齢者の看取りについてのコラムを見つけました。その名も、

「今こそ考えよう 高齢者の終末期医療」

 リンクはここから。

 いろんな考えもがあるかと思います。


 でも、大事なのは、

 「ご本人の意志はどうだろうか?どんな治療を望むだろうか?」

 という点だと思います。


 
 救急医療以上に難しい問題ですけど、人は100%死ぬ生き物です。元気で若くても、日ごろからご家族の意思確認をしておくことはとっても大事なことかと思います。




 
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by nozakoji | 2012-07-10 13:17 | 医療一般

救急専門医、麻酔科認定医・標榜医。北から沖縄に移住→再び北上した感想など…。(救急には無関係な内容が多い!ペインクリニック患者でもあります。)症例は設定変更しています。
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