今日は昼は救急日直、夜は市内のホテルで行われる研究会で発表があります。
 
 以前なら研究会や学会で発表するときには、遅くても1週間前までにはPCでスライドを作り、フィルムに落とし、それをカメラ屋に持っていき出来上がったスライドを見て、「あ~、ずれてる・・・。(T_T)」とやっておりました。また、スライドに落とすことがうまくいったとしても、それを先輩医師の前で何度も発表させられ、「これ、作り直した方が・・・」と言われて結局(T_T)と、なったこともありました。
 それが今では、ほとんどの学会や研究会でPC持参かUSBメモリー持参で良いので、ギリギリまでプレゼンの準備が出来ることになりました。(主催の製薬会社さんは「なるべく当日までにPCに合うかどうかテストをさせて下さい」と、かなりやきもきしてますけど。)良い時代です。しかも、もう上司もプレゼンのチェックなどしてくれませんしね。(というか、頼んでもいないんですけど。)
 以上、未だに完成していない、「ある薬物中毒から劇症肝炎になった症例」の発表プレゼンの言い訳をしているnozakojiでした。
(こういうときに限って昼間はそんなに来ないはずの救急車が連続で来たりするんだよな~)
by nozakoji | 2005-08-31 08:54 | その他

 土曜日曜の2日間、地元でJPTEC(救急隊員向けの「外傷患者さんに対する適切な評価・処置を学ぶプログラム」です。)コースが行われました。
 
 自分は足腰の状態不良(頸椎症&術後腰下肢痛のため。「じゃあ、救命救急なんてやめろ!」って自分に突っ込み入れたくなります。(笑))があるため、直接的な指導ではなく、チューターという、受講生グループをブースに案内しながら疑問に答えるというインストラクター業務を勤めました。また、同時にプレインストラクターと呼ばれるまだ指導経験が少ない方に対するインスト評価担当も勤めましたが、これが、非常~に難しいと思いました。(初めてでは無かったのですが。)
 
 自分自身がインストとして完全な訳ではないし、自分の時はまだ認定評価がないような時だったので、人を評価するのはホント難しいです。実技や筆記試験がダメというなら評価は簡単なのですが、受講生を実際に指導しているのを見て「指導方法が適切か?」というのは評価担当者によっても好みがあると思うし、本当に迷ってしまいます。でも、少し前までは結構評価基準が甘かったためか、レベルの低いインストが増えているという事実もあるし、正インストには少ないですが宿泊や交通費の補助もあるので、心を鬼にして評価を行いました。評価対象者だった方、ごめんなさい<(_ _)>

 【おまけ】 「こんなプレインストは、たぶんインスト認定されない!」

○プリントは何度も見るけど受講生の顔は見ない。(ある程度は覚えてこいよ!受講生に対するアイコンタクトはとても重要だよ!)
○実技指導の際、全く立ち位置が変わらない。(受講生が適当にやってるぞ!見えてるの?)
○受講生に全くフィードバックしない。(何か言ってやれよ!)
○現在、無職の人・・・・。
○受講生の安全管理ができていない。
○緊張から、たまに失禁してしまう・・・・。
○プレインストの意識レベルがJCSで20だ・・・・。
○話し声が速い、話が長い、話がまとまらない。
○顔がいつも怒っている。(インストはなるべく笑顔で!(^_-))

「鉄拳」チックなネタも混ざってますが。(笑)

by nozakoji | 2005-08-29 11:18 | 救急の話

といっても、このブログのことではありません。ある救急・消防関係のホームページの掲示板に勇気を振り絞って「こんなブログ始めました。」と書き込んだところ、一日の訪問さ者数が平均で7倍になりました!(^_^;) 改めてそのHPすごさに驚くと同時に、ちょっと後悔(?)もしております。(笑)
でも、訪問される方がいる限り、普段の馬鹿話(こっちの方が実は得意なんですが。)から、ちょっとした症例まで載せてみようと強く思ったりもしました。当面の目標は「3ヶ月続けること」です!(目標低いな~。)
by nozakoji | 2005-08-28 00:55 | 自分の話

救急外来も移転!

 集中治療室に続き、救急外来も移転となりました。今までは、搬入口から初療室まで行くのにストレッチャーでかなりの距離がありました(その間、心肺停止患者に対して心マッサージが行われていないことがありました・・・。「絶え間ない心マッサージ」ならぬ「途絶え続ける心マッサージ!」でした。)。
 移転後は搬入口よりすぐ初療室へ入れるようになりました。また、寒い地方なので、3枚の自動扉で「冷気もシャットアウト!」といういけてる構造にもなっております。
 あとはこの施設を十分に使いこなしていく「優秀な専属スタッフ」が多数そろえばよいのですが・・・。あとで、ヤ○ーオークションで探してみますね。「優秀 救急医」と。(笑)a0031617_15593937.jpg
by nozakoji | 2005-08-25 16:02 | 救急の話

集中治療室移転

 病院の増改築により新・集中治療室が完成し、先週移転が行われた。ただモノを運べばよいという引っ越しと違い、人工呼吸中の患者さんが2名在室していたためちょっと不安はあったが、とりあえず無事に移転を終えることができた。(休日出勤して頂いた看護師のおかげ!)
 新・集中治療室は6床すべてが個室化されており(でも、そこそこの広さもあるので、各種メカニカルサポートも十分行える。)、また、壁や床も木目調の落ち着いた雰囲気で、「ICUっぽくない」というのが最大の売りになりそうだ。(でも、最近の新しい病院はほとんどこういう感じなんだろうな。)
 
by nozakoji | 2005-08-24 11:41 | 救急の話

 最近はすっかりおっさん(36歳です・・・。知らん間に11年目になっていました・・・。)になったので、バイトと言えば手術麻酔の出張ばかりだったのですが、今日は約6年振りに個人病院(脳外科単科)の当直バイトに来ています。救命センターや大学救急部と違い、本当に「頭関係の患者さん」ばっかりなので(当たり前か。(笑))、非常にやりやすい当直です。

 今のところ、頭部打撲3人(高校生2人、幼児1人)と筋緊張性頭痛疑い1人と平和な休日です。「昔ならこれぐらいの患者さんでも当直マニュアル見ながら必死に診療していたな~。」と、ちょっと初心に返ることができた当直でした。(まだ、途中ですけどね。)

【いつかの症例】
窒息後に自己心拍再開した蘇生後脳症の患者さん。蘇生後5日後に撮影した脳CTです。脳全体が浮腫っており皮髄境界も不鮮明化。また、そのためにコントラストの関係から一見、くも膜下出血のように見える「pseudo SAH appearance」を呈しています。
a0031617_21421475.jpg

by nozakoji | 2005-08-21 21:23 | 救急の話

今年はやはり、観光客の疾患・外傷が多数来ました。しかも、軽傷ばかりが救急車で来院です・・・。まあ、「旅行中なのでどこの病院に行って良いのかわからない」という気もわからないではないですが、軽い腹痛(初めてではない。「よくある」とのこと。)で救急車は無いんじゃないかな・・・。(しかも、救急車呼ぶ前に鎮痛剤は飲んでいたので、来院時はほぼ落ち着いているし。(^_^;))

でも、軽傷でもたくさんの患者さんが病院や救急部にとっては経営上&業績上、良いことですね。時間外のつかない、私の給料は増えませんが(笑)
by nozakoji | 2005-08-18 11:28 | 救急の話

お盆の思い出(?)

お盆で思い出すのは、2000年の8月15日の救急当番の日のことです。ある都市の救命センターにいたのですが、たまに来る程度の頚髄損傷患者が「一晩で3人」搬入されました。2人は別々の交通事故、1人は脊柱管がもともと狭かったおじいちゃんが酔って自転車とともに転倒後に四肢麻痺が生じた、というものでした・・・。
「滅多に無いことが起きるとは・・・さすが(?)お盆!」と思った5年前の夏でした。
by nozakoji | 2005-08-15 08:32 | 救急の話

死のロード?

8月、9月、10月はICLS(ACLS基礎:2次心肺蘇生のプログラム)コース、JPTEC(病院前外傷初療のプログラム)コース、学会地方会、研究会、講演会などの連続で週末はいっぱいいっぱいな3ヶ月です。(まあ、自分で応募しているので誰にも文句は言えないのですが。(^_^;))でも、9月末には夏休みをとって南の方に出かける予定なのでそれを心の糧として頑張ろうと思っています!

【今日の症例】
生徒と運動中にダッシュしたところ、一歩目で「足首のところを誰かにたたかれたような音がした」という学校の先生が救急車できました。まあ、誰が聞いても「アキレス腱断裂」という症例ですが、ちょっと残念に思ったことがありました。搬入されたとき、靴下その他ははきっぱなしで、その受傷部分の観察がなされていなかったことです。ものすごく典型的な完全断裂症例なので、陥凹もハッキリしていたし、トンプソンテストもわかりやすい方でした。

by nozakoji | 2005-08-11 11:37 | 症例の話

救急専門医、麻酔科認定医・標榜医。北から沖縄に移住→再び北上した感想など…。(救急には無関係な内容が多い!ペインクリニック患者でもあります。)症例は設定変更しています。