沖縄は本気モードの夏に突入中です!皆様のところはいかがでしょうか?

さて、そんな暑さの中、週末の28日、29日に、脳卒中患者さんを正しく初期診療するための教育コースであるISLS(Immediate Stroke Life Support) コースが沖縄で初めて開催されました!(^O^)/
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 自分は受講生の取りまとめ事務を担当しましたが、24名×2日間の受講枠に対して、60名以上の応募があり、開催前よりコースへの関心の高さがうかがえました。

 今回は第1回目ということもあり、県外から指導経験豊富なインストラクターの方をお呼びしての開催となったので、県内インスト&タスクが少なかったにも関わらず、とりあえず大きなトラブルもなく終了することができました。本当によかったです。

 
 そんなわけで、今月は、二次心肺蘇生教育コースICLS、救急隊向け外傷初療教育コースJPTEC、そしてISLSコースと各種教育コースに参加しまくりの一か月になってしまいました。(^_^;)

 
 さらに、明日は院内でICLSコースです。ちょっと無理しすぎました。(苦笑)
by nozakoji | 2008-06-30 00:40 | 救急の話

 今日は、急遽、休みをとって県北部の名護市(日本ハムファイターズのキャンプ地で有名)まで行ってまいりました。

 目的は、北部地区医師会病院という民間病院が行っている救急ヘリを見学するためです。

 沖縄には現在、2つの病院が救急ヘリ事業を行っています。現在はどちらも、県から指定されたドクターヘリ事業ではないので、ヘリに関する運航費用はすべて病院が捻出しており患者さんの負担はゼロ円です。

 そのうちの一つが、北部地区医師会病院がおこなう「MESHです!

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 ※機体は他県のドクヘリに比べ狭いです。元々は南極で使用されていた機体だということです。まさか、沖縄に来るとはこの機体も思っていなかったことでしょうね!(^_^;)


 国と県が指定するドクターヘリは、「救命センターに置くこと」となっているため、沖縄県では浦添総合病院に配置が決定しております。そのため、このMESHは現時点では、国や県から支援が受けられる予定はありません。


 約1年前に始まったMESHですが、資金難により7月中旬でその運航が休止となるそうです。

 ヤンバル(山原)地区という広大な地区を中心にこの一年で現場救急を200件以上もおこなったMESHが運行を休止するということは、近隣離島を含む地域住民にとっては本当に不安で仕方がないことでしょう。生死に関わる問題ですしね・・・。


 そこで、

 「このままじゃいけない!この救急ヘリ事業を地域住民のために、何とかして続けなくては!」

 という思いから、救急に携わる方を中心に立ち上がったのが、
NPO法人 MESHサポート(リンク)です!(注意!映像と音楽が流れます!静かな場所では音量を下げてください!)

 NPOで救急ヘリ事業をおこなうという試みは、もちろん日本で初めてです!

 スイスでは「REGA」という国からの補助を受けずに、保険収入と寄付でヘリ救急活動を実施しています。少しタイプは違うかもしれませんが、「日本版REGA」として、MESHの運航が永遠に継続できるよう、私にできる範囲で応援していこうと思っております。(とりあえず、賛助会員として登録はしました。)




 
 
by nozakoji | 2008-06-23 23:56 | 救急の話

 今は当直中です。

 患者さんはかなり前にゼロになったのに、今までず~っとPCとプリンタ相手に仕事中です。(←ホントに医者か???)

 事務仕事その1:来月の勤務表作成。うちの救急部は各科からのローテーションなので、毎月新しいメンバーになる科があり、そのたびにいろんなことを考えなくてはなりません。また、来月からは研修医も入れ替わります。気が重いです。

 事務仕事その2:来週にせまった沖縄ISLSコースの資料作り。ISLS(脳卒中の診療のための教育コース)のスタッフなのですが、今日は受講生やインストラクターの名札作りをおこないました。単純な作業ですが、名前の間違いがないかをチェックしながらなのでかなり目が疲れます。

 事務仕事その3:院内ICLSの修了証作成、資料作成。ICLS(二次心肺蘇生の教育コース)をISLSの翌日に院内でおこないます。はあ~。やるなんて言わなきゃ良かったかな。(苦笑)

 事務仕事その4:翻訳作業。英語のスライドを翻訳しなくてはいけないのですが、完成してません。今月末までなのに・・・。やばい!
by nozakoji | 2008-06-22 04:21 | その他

 細かいネタなので、忘れないうちに打っておきますね。

 先日、参加したJPTEC(救急隊員向け外傷初療プログラム)コースですが、

 「これもお国柄が出るね~」

 と思ったことがひとつ。

 コース開始時には、外傷現場での救急隊の活動に関するデモンストレーションを行うのですが、その時の状況設定は以下のような感じでした。


 「バイクの単独事故。ヤンバルクイナを避けきれず、転倒し受傷。」

 
 これが、北国の地なら、


 「バイクの単独事故。キタキツネを避けきれず、転倒し受傷。」

 となります。(^_^;) 


 本土では、「タヌキ」とかもあるのでしょうね。(笑)
by nozakoji | 2008-06-18 00:00 | 救急の話

 救急とは無関係記事です。

 日本臨床救急医学会で東京に行っていた時、新橋駅のそばで、

 「本日、宝くじ最終日で~す!」

 という声にひかれ、ドリームジャンボ(1等2億円)と、ミリオンドリーム(1等100万円)という2種類の宝くじを購入しました。

 普段、宝くじなんて買わないのですが、なぜか「買っておこうか・・・。」と思い、バラで10枚ずつ購入しました。

 で、今日は抽選日。欲もないままに買ったので「当たっていたりして。」とちょっと思ってはいたのですが、

 本当に当たってました!(^_^)v


 と、言ってもミリオンドリームの1万円(下3桁)ですけど。(ジャンボは300円(下1桁))


 数年に一回ぐらいしか買わない宝くじですが、今までは5000円(スクラッチくじ)が最高でしたので記録更新です!

 

 続けて購入すると、欲が出てしまいそうなので、また数年後に購入を考えたいと思います!
by nozakoji | 2008-06-17 21:33 | 自分の話

JPTECに参加しました。

 昨日は沖縄のJPTEC(救急隊員向けの外傷初療プログラム)コースに参加しました。

 受講生は、消防職員のみならず、医師、看護師を含めて24名でした。朝から夜遅くまでの長いコースですが、インストラクターもボランティアで参加し、「救命できる外傷患者をしっかり助けよう!」という目的に向かって全国で行われているコースです。

 優秀なインストと、優秀な受講生の参加でコースとしては成功したと思います。しかし、こういうコースはインストラクターが増えてくると、微妙に教え方の違いが出てくることもあり、昨日も一部、そういうところは見受けられたようです。今後、何らかの機会を作って修正して行かなくてはいけないのかもしれません。

 しかし、沖縄に来る前は、

 「北国でやっていたような、週末に休みを削って参加する教育コースは少しセーブしよう・・・。」

 と思っていたはずなのに、今月末は脳卒中のコース(ISLS)、来月はITLSというアメリカ版の外傷初療コースと参加が続きます。(申し込んだのは自分なので誰も悪くありません(^_^;))


 
 人間って、変われないものですね・・。
by nozakoji | 2008-06-16 12:17 | 救急の話

岩手・宮城の地震

東北地方のDMATに招集がかかったようです。先月研修を受けた自分にとってはもう他人ごとではありません。

震災による重大な被害が二次災害を含めてこれ以上拡大しないことを祈っております。
by nozakoji | 2008-06-14 11:39 | 救急の話

 自分はテレビで見ていないのですが、秋葉原通り魔事件で被害にあった方の友人が、

 「重症を負った友達が「この人は黒」と言われて悲しかった。」

 という主旨の発言をしていると聞きました。


 「残念ながら、この患者は「黒」だ。」

 と救急隊や医師が言うのは、多数の傷病者が発生した際におこなうトリアージの時です。

 トリアージとは、傷病者数に対して、十分な台数の救急車がなかったり、十分な医療資源がないような状態の時(災害時など)において、最大多数の患者を救命するために、多数の傷病者を重症度と緊急性によってクラス分けして、治療や搬送の優先度を決定することです。

 つまり、多数傷病者がいる場合には、救命不可能な状態の患者さんを救急車で病院に運ぶと、救命できる可能性のある患者さんの搬送が遅れてしまいます。その結果、2人の患者さんの命が失われてしまうかもしれません。それならば、助かる可能性のある患者さんを病院に早く搬送するという判断をした方が多くの患者さんの救命ができることにつながります。
(トリアージについては、5月のDMAT講習の報告記事でも書きました)

 
 ・そのため、自力歩行できる患者さんは、とりあえず後回しになります。(色分けで「緑」)

 ・呼吸や、循環(脈拍、末梢循環)にあきらかな異常があれば、急いで搬送して治療を受けなくてはいけない治療優先群(色分けで「赤」)となります。

 ・治療開始までに数時間は待てる状態の患者さんは、色分けで「黄色」となります。

 ・明らかに亡くなっている患者さんや、すでに亡くなりそうなサインが出ている患者さんは色分けで「黒」となります。


 
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 JR福知山線事故の時にも、「黒」と色分けされた患者さんが多数いましたが、あとで遺族の間で問題(疑問)になったのは、

 「自分の家族はなぜ「黒」と判断されたのか。亡くなった時間はいつだったのか?」

 と言うことだそうです。(トリアージタッグには、ほとんど記入されていなかったそうです)


 確かに、「黒」とつけられた患者さんの家族は「本当に亡くなっていたのだろうか?本当に助からなかったのだろうか?」というお気持ちになるでしょう。しかし、「黒」と判断するには、それを判断する人間にもかなりのプレッシャーがあるはずです。いわゆる苦渋の決断なのです。

 どんなにベテランの救急隊員や医師であっても、しかも医学的にきちんと判断しての「黒」という決断であっても、あとになって「あの判断は正しかったのだろうか・・・。」と必ず考えてしまうはずです。


 今回の亡くなられた方の友人のお気持ちは痛いほどわかります。しかし、その一方で、辛い思いを背負った医療関係者、救急隊員がいることも皆さんにわかっていただきたいと思います。
by nozakoji | 2008-06-14 01:16 | 救急の話

 昨日の通り魔事件の画像、映像がテレビニュースで流れていましたが、その中で、一般市民の方が一生懸命に心肺蘇生(CPR)をしている映像がありました。

 女性の方でしたが、かなりしっかりしたCPRを行われていたので、医療従事者であったのかもしれません。あのような現場で、見て見ぬふりをする方が多い中、本当に素晴らしい行為であったと思います。お疲れ様でした。(このブログは見てないでしょうが・・・。)

 
 自分は、あのニュースを見て以来、

 「自分があの場にいたら、どんな動きをしていただろうか?」

 と何度も頭の中でシミュレーションをしております。でも、そんなシミュレーションは今後、絶対に役立ってほしくないですね・・・。


 あと、あの現場にいて興味本位で画像を撮ることしかしていなかった方には、急いで救命講習を受けてほしいと思います。次に近くで倒れた人がいたときには、CPRをする人になってほしいです。

 
by nozakoji | 2008-06-09 08:00 | 救急の話

秋葉原の通り魔事件

今、物騒な臨時ニュースを聞きました。秋葉原の通り魔殺傷事件です。

今回の学会会場の隣で消防防災の展示会があったのですが、自分が空港行きバスに乗るときそこの会場からスーパーアンビュランス(正式名称はちがうかも。)がサイレンを鳴らしながら出動していくのを目撃しました。
それを見て、イヤな予感はしていたのですが…。
本当に許せない事件です。
by nozakoji | 2008-06-08 14:33 | 救急の話

救急専門医、麻酔科認定医・標榜医。北から沖縄に移住→再び北上した感想など…。(救急には無関係な内容が多い!ペインクリニック患者でもあります。)症例は設定変更しています。