沖縄の24時間テレビ!

昨年も記事にしたと思いますが、沖縄には日本テレビ系列の放送局がありません。そのため24時間テレビは31日の午前1時40分からフジテレビ系列の局で放送が開始されました。σ(^-^;)

お笑い芸人のコーナーから始まるためチャリティー感は今のところゼロです。(苦笑)

明日も基本的にはフジテレビ番組が優先されるはずなので、飛び飛びの放送になるはず。
昨年はマラソンのゴールの時間にはちびまる子ちゃんが放送されていた記憶があります!(T_T)

今日もゴミねただなぁ。

※新聞で確認すると、総放送時間8時間30分ぐらいでした・・・。全然24時間じゃないな。
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by nozakoji | 2008-08-31 03:24 | 沖縄のお話し

 ※きたねこ先生にコメントを頂き、表現を一部変えました。
 
 ここ数年、傷の処置に対する常識は大きく変わってきました。

 以前の私なら、外傷で患者さんが救急外来に来ると、ほぼ全例、すぐに茶色い消毒液(イソジン液)で傷口を消毒していました。傷を洗うときは、生理的食塩水を使用していました。そして、擦り傷のように縫う必要がなければガーゼを当てて帰宅させていました。また、少しでも傷が開いていれば、必ず縫っていました。

 今は、違う方法もあります!

 例えば、以下の写真の傷は、おでこを壁にぶつけてぱっかりと傷口が開いた患者さんでしたが、傷口は水道水で軽く洗ってあとは傷をあわせるテープで傷を閉めただけです。4日目にはこれぐらいの傷になりました。このあとは、さらに傷の治りをよくする被覆材(傷を乾燥させないようにする)をあてて経過を見ましたが、きれいに傷は治りました。
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 押さえつけて痛み止めの注射もしなくていいので、子供にもやさしい治療です。縫合した場合に残る可能性のある糸のあとも残りません。(注:特に顔面の傷に有効です。手や足など動かす部分の傷は開きやすいので縫合が必要なことが多いです。でも、不必要な消毒はしません。)


 
 傷治療の基本事項として自分が気をつけていることは、

 ・必要なければ消毒はしない(消毒液そのものが傷の治りを悪くする。)
 ・傷は乾かさない(湿潤環境を保つ。ガーゼもあまり使わない。※例外あり。)
 ・傷を洗うのは水道水でOK(飲み水は汚くありません!)
 ・少し開いた傷でも縫合は必ずしも必要ない。(特に顔面。※絶対に縫わないわけではない。)


 といったところです。(全症例というわけではありません。私の手に負えない(外来で長期フォローが必要な方、感染が起きる可能性が高い方など)と思えば適宜、専門医にコンサルトしています。)

 あとは、被覆材もいろんなものがあるので適宜組み合わせて使っています。(注:傷のタイプ(例:動物にかまれた汚い傷など)によっては治療方法が違うこともあります。)

 この治療方法は、夏井先生のHP(以下にリンクを載せます)や夏井先生の本で学んでやり始めましたが、本当に良い方法です!自分の満足度も患者の満足度も高いので今後もさらに勉強して続けていきたいと思っています。

 この治療方法をやってからは、キズド●イスプレーとか、マキ●ンなどは何もいいことしていない(逆に悪い!)ということがよ~くわかります!

 私たちが使っているのと同じ材料の被覆材で市販されているモノとしては、キズパワーパッドというものがあります。少しすりむいたキズなら、水道水で洗って砂を落とし、ティッシュで水分を拭き取って貼るとかさぶたも作らずにきれいに治ります!
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バンドエイド キズパワーパッド ひじ・ひざ 3枚

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 (※きたねこ先生のコメントにありますように、屋外で泥だらけ、砂だらけのキズはしっかり洗い流さないと、逆に治りにくい可能性もあります。)
 夏井先生のHPはここです。実際の治療例などは本当に勉強になります。(血に弱い方はあまり見ない方が良いかも。)

 
追記: ※医療従事者以外の皆様へ。

 このやり方が万能ということではありません。私も、自分で外来フォローできる方を中心にこの療法を取り入れています。「私が行った病院では縫われた!」とか、「消毒された!」などというご意見もあるかと思いますがそれが悪いわけではないと思っていただきたいと思います。必要に応じて一番よいと思うことを医師はやっているわけです。
 



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by nozakoji | 2008-08-30 11:56 | 救急の話

救急以外のゴミネタです。

 沖縄に来て1年半の間に、それまで65~66で推移していた体重が69キロ後半まで増えて完全にお腹が「ポ~ニョ♪ポ~ニョ♪」と出てしまい、さすがに本格的な食事制限に取り組んでおります。(身長は172㎝。70キロにはなりたくない!(>_<))


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 最近は、持病の術後腰下肢痛が悪化しているため、運動だけでのダイエットはあきらめてネットで購入したプロテインダイエットを約1ヶ月前から開始しています。(少年隊の東山(40才)は毎日1000回腹筋しているそうです。自分には無理だな・・。(^_^;))

 7,8月は家族が帰省していたこともあり、思い切って2食~3食をこのダイエットドリンクに置き換えて大好きなスイーツも我慢しました。職場で好んで飲んでいた甘い缶コーヒーも、アマゾンで箱買いしたサントリー黒烏龍茶になるべく置き換えました。当直中も夜中に食べるのはところてんなどにして、頑張った結果、、、、久しぶりに65キロ台となりました!!!(^^)/

 
 でも、やっぱり甘いものが好きなので、今後リバウンドが怖いのですが、なるべくおデブにならないようキープしていきたいと思います。・・・無理かな・・・。(^_^;)
(ウチの冷蔵庫には、おみやげのチョコポテトチップや、マシュマロチョコが入っていて、毎日欲望と戦っています!!辛いです。)


 
 ではこれからドラマ「コード・ブルー」を見ます!(先週は、指導医黒田先生が災害に巻き込まれて上肢切断になったシーンで、ドラマとはわかっていても涙ぐみそうになってしまいました。(-_-))
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by nozakoji | 2008-08-28 23:13 | 自分の話

 先週は、救急関係の行事が続きました。(続けました?)

 
月曜日:院内ICLS(2次心肺蘇生)コース開催

 →当院では諸事情(?)によりまだ院内でICLS認定コースは1回しか開催しておりませんでしたので、第2回目を開催いたしました。
 受講生は研修医と看護師で6人1グループの開催でしたが、受講後の評判はまあまあ良かったようです。(直接は聞いてませんが。)
 病院の組織が大きいため、同じような考え方を持って一緒に指導に当たって貰える方が少ないのが残念ではありますが、来月も開催できたら・・・と思っています。



水曜日:県内医療従事者向け救急勉強会開催

 →前回好評だった救急医療勉強会を開催しました。企業の協賛や、偉い方の挨拶などを抜きにした会として立ち上げた会ですが、なんとか2回目を開催することができました。(まあ、会の存続は自分のやる気次第ではあるのですが。(^_^;))
 まずは、自分が前座として「アナフィラキシーショック」についてのミニセミナーを担当させていただきました。原因、症状、対処方法などの基本を話して、患者さんの救命につながる観察のポイントについても説明いたしました。

 次に、沖縄県の北部での救急ヘリ(MESH)をもちいた救命活動について、若い救急医I先生に御講演をいただきました。実際のヘリでの現場活動を症例を呈示しながらお話しいただいたので現場活動の重要性などが参加者には伝わったことと思います。
 会場が少し広かったため、質問がしにくいという意見もあとでいただきました。すいません、私の責任です。m(_ _)m


金曜日:県内医療関係者向け懇親会(ビーチパーティー)&勉強会

 →「酒でも飲みながらざっくばらんにいろんなことをお話できる場があったほうが・・・。」というようなことを自分がある懇親会で話したのを覚えていた救急隊員の方が懇親会を企画してくださいました!
 懇親会だけでは・・・ということで、ビーチに行く前に、おまけとして自分が「医療系コース、何を受けたらいいの」というお題でお話しさせていただき、次に、救命士さんが一般向けの心肺蘇生講習でどんなことをどんなふうに伝えるべきか?というところをある会社の教材を使用しながら説明してくれました。
 勉強会にはあまり蘇生講習会や外傷講習会に参加してこない病院の師長さん達もいらしてたのですが、今回の勉強会をきっかけに参加する方向で考えてくれたら嬉しいと思いました。

 勉強会のあとは、「メインイベント」のビーチパーティーです!平日の日中ということで、医師で来ていたのは私だけ(サボった訳じゃないです。交替制勤務のおかげです!)で、あとは、看護師や救急隊員、その家族の計40名弱でした。
 懇親会のおもな目的は「顔の見える関係の構築」や「普段言いにくいことを相談する!」というところにあります。
 私も個人的なこともざっくばらんに話しましたし、救急隊からも「じつは同僚がこんなことを言ってるんですけど・・・・」とか、「ああ、あのときに現場に来てくれたのはnozakoji先生だったの?」とか、私と同じ病院でふだん接することのない病棟にいる看護師さんとお話することもできました。参加して良かったです!

 
 ビーチパーティー以外の講習会、勉強会は来月も開催してみようと思っています。「なにあいつは張り切ってるんだ?」と思われるかもしれませんが(そんなに注目もされてませんが。(^_^;))、少しでも参加者から「役だった」という言葉が聞かれる間は息切れしない程度に頑張っていきたいと思います!


 ビーチパーティー時には、お二人から「ブログも見てますよ!」と声をかけていただきました。ありがとうございました。m(_ _)m まあ、いつも通り「ブログなんてやってません!」とお約束の回答をさせて頂きましたけど。(笑)

 
 
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by nozakoji | 2008-08-23 18:22 | 救急の話

 約一年前に、当時小学校1年生の娘の七夕の願いを記事にしました。それがこれ。

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 「あいすやさんになれますように」は親に言われて書き足した願いです。(苦笑)

 そして、1年が経過し少し大人になった娘の願いがこれでした・・・。(「仕込みなし」です。)

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 また、金か!!!しかも、宝くじまで当てたいのか!そんなに俺の稼ぎに不満があるのか!!!(>_<)(確かに、今は築30年以上の古い宿舎に入っていますが・・・)

 「宝」という字が間違っているのはご愛敬ということで・・・。(^_^;)


 親として、来年は「自然環境がこれ以上破壊されませんように・・・・。平和が続きますように・・・。」と書いて欲しいモノです。

 絶対に、ないな・・・・。(T_T)


 

 最後にひとつ、豆知識を。


 今日、8月17日は「パイナップルの日」(817=ぱいな)だそうです。へえ~。
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by nozakoji | 2008-08-17 00:22 | その他

 沖縄ではお盆を大事にしているという話はたぶん1年前に書いたので省略しますが、今日はお盆最終日なので患者さんが少ないです・・・。(^_^;)

 さて、13日のテレビニュースを見ていると、舛添要一厚生労働相が沖縄県名護市の北部地区医師会病院のヘリ格納庫を訪れている映像が放送されていました。(きっと全国放送はされていないですよね。)

 NPO法人での救急ヘリ運航を目指すMESHサポートのメンバーもたくさん映っておりました。で、そのときの模様が以下のような記事で沖縄タイムスに出ておりました。

 
以下、沖縄タイムス(8月14日、朝刊)より引用

ドクターヘリ追加導入/舛添厚労相方針示す       【北部】来県中の舛添要一厚生労働相は十三日、名護市内で会見し、国と県が財政支出するドクターヘリ事業について「来年度、沖縄県に二機目のドクターヘリを入れようと思っている」と述べた。舛添厚労相が、二機目の県内導入の方針を示したのは初めて。今後、財政支出など県の対応を見極めた上で判断を下すとみられる。また、舛添厚労相は資金難から一時運休している北部地区の「救急ヘリ」について、在日米軍再編計画に協力する自治体に支給される米軍再編交付金を活用すべきだとの考えを示した。
 厚労省のドクターヘリ事業ではヘリ一機年間約八千万円の県負担が発生する。県は「財政難で予算一律カットを余儀なくされている現状で、二機目の導入は困難」との見方を示した。

 舛添厚労相は、資金難から一時救急ヘリを運休しているNPO法人「MESH(救急ヘリ搬送事業)サポート」設立準備委員会の名護市内のヘリポートを視察した。

 その後の会見で舛添厚労相は、二機目のドクターヘリについて「北部がいいのか、宮古・八重山なのか、どの地域へ配備されるかは地元の決定に従う」とした。

 また、「県民の命が助かるためなら何でもやる、そういう姿勢があっていい」と述べ、ドクターヘリの指定に必要な救命救急センターが整備されるまでの間、救急ヘリの運航再開に向け地元が再編交付金の活用を検討するよう求めた。

 島袋吉和名護市長は、「再編交付金の活用を庁内で検討しているが、北部十二市町村としてどんな支援ができるか、検討している段階だ」と述べた。

 小濱正博同委員会代表は、視察した舛添厚労相に救急ヘリ運航再開へ向け、個人や企業の寄付を募っているが「民間だけの力では限界」と述べ、米軍再編交付金やふるさと納税制度活用も、含めた行政から支援を求めていることも説明した。

[ことば]
 ドクターヘリ事業 国の補助事業で医師や看護師が搭乗したヘリコプターが事故現場などに出向き、早期救命治療に当たる仕組み。県内では浦添総合病院が指定。MESHサポート設立準備委員会が運営する救急ヘリは民間資金で運営されている。




 一番のネックは「県庁」です。他の記事で桝添大臣は「設置に反対する人たちがいる」と県庁を暗に指摘した発言もありました。(^_^;)


 県の財政が苦しいのはわかりますが、沖縄県は他県では設置済みの消防防災ヘリコプターも持っていませんし、自衛隊や海上保安庁に急患空輸で頼りっぱなしの現状があります。これについてはどう思っているのでしょうか???(県庁の会議に出ると「自衛隊や海上保安庁は出動することが前提」となっており、「県がヘリや固定翼を保有しないと・・・。」なんて考えは全くありません。)

 
 この大臣の発言をきっかけに沖縄県の救急ヘリ事業の変革を期待したいと思います。


 

 追記:一応、補足いたします。

 ヘリコプターを設置したから多くの患者が助かるというのは「間違い」です。

 「多くの患者を助けたい!」という熱い思いの「スタッフ」がいて、またその医療スタッフに院外でも院内と同等の処置ができる医療技術があって、そして受け入れ病院の理解があって初めて患者さんの救命につながるのだと思います。
(「スタッフ」には医師、看護師だけではなく、病院の事務職の方、運航会社の職員など多くの方を含みます。)

 ある医師が「我々はヘリコプターに乗りたいわけではない。患者を救命するのが狙いで、そのためにヘリコプターやドクターカーが必要なだけ」というような文章を書かれているのを読みましたが、ホント、その通りだと思います。ドクヘリのドラマでは、このあたりがうまく視聴者や医療関係者に伝わっているのか少し不安になることはあります。


 そんな訳で、ボクは個人的に、勝手にMESHを応援し続けていきたいと思います!(^^)/ 

 
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by nozakoji | 2008-08-15 22:35 | 救急の話

 妻子が実家に帰っているため、ハムスターの「なな」と二人暮らし(?)中の私です。私が帰宅すると、巣から出てきてくれる可愛いやつですが、エサを与えるとすぐに巣に戻ってしまいます。(^_^;)(結局、エサ目当ての行動です。)
 
 さて、日本航空医療学会のホームページに、、沖縄県の浦添総合病院と北部地区医師会病院で運行されている救急ヘリに関する記事がが出ています。(新聞などからの引用ですが。)以下よりリンクしています。

 沖縄県の救急ヘリの記事 

 今後、県指定のドクターヘリ以外に、北部の救急ヘリを県が支援していく体制になるのか、動向が気になります。

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by nozakoji | 2008-08-10 11:01 | 救急の話

 当直あけで今日は休みです。これから家に帰ります!

 最近、このブログは毎日250名以上の方が訪れております。(以前は150名ぐらい)何がきっかけか見てみると、「コード・ブルー」をネタにしたときからでした。山P人気、恐るべし!!!



 さて、前々回の記事で、指輪の外れない方が救急外来に来た時の対処法を書きました。

 普通はリングカッターを使えば外れるのですが、患者さんの指の痛み、腫れ、リングの幅などの条件によって外れない方がいたので、

「これは指輪を切らないとダメですね。でも、リングカッターも使用できません。なので、●●にお願いして◆◆してもらいましょうね。」

 と説明し、無事に外すことができました。


 では、「●●にお願いして◆◆してもらいましょう。」の部分の解答(?)ですが、



 「歯科医にお願いしてドリルで切断してもらいましょう。」 


 が、解答となります!(^^)/ (引っ張る程じゃなかったと、言わないでください。(^_^;))
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 もちろん、これは歯を削る訳じゃないので医療点数は取れません。完全に歯科の先生のボランティアとなります。

 自分もこの方法は、5年前にいた救命センター(口腔外科あり)で上司から教えてもらいました。聞いたときは「は~、なるほど。知らなかった~。」と思いましたが、またこの知識(?)が役立つとは思っておりませんでした。

 他の外科系の科でも手術用ドリルはありますが、指輪のような小さなものを上手に削れるのは毎日外来で使用されている歯科医だけだと思います。


 と言うわけで、指輪が外れないときの手順は以下のようにすすめましょう!

 1:石けんでヌルヌル作戦
 2:たこ糸で縛る作戦
 3:宝石店でリングカッター作戦(おそらく無料。病院に来たら診察料は取られます!)
 4:宝石店で外れないときや、指の痛みや腫れが強いときは救急病院(比較的大きな所)へ
 5:リングカッター作戦、ダメなら院内の歯科医にコール!


 あと、関節を脱臼した方を治すのは「医療」ですが、指輪を外す・切る行為は医療行為じゃありませんし、医師も歯科医もボランティアです。命に関わることじゃないので、救急病院でもかなり待たされることもあるかと思います。
 「指輪がきつい!指が痛い!皮膚がとても赤い!」などと思ったら、なるべく早く外すか、適切な対処をしましょうね。


 でも、指輪が外れないと言っても、夜中に緊急で外さなくていけない場面はほぼゼロだと思うので、研修医の皆様、歯科医へのコンサルトは日中にしましょうね。ボランティアですし。
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by nozakoji | 2008-08-05 09:58 | 救急の話

 昨日、録画しておいたフジテレビのドラマ「コードブルー」を見ました。

 きっと、研修医の多い救命センターでは「コードブルーごっこ」が流行っているのでしょうね。上級医が研修医に

 「おまえらみんなライバルだ。」

 と、柳葉風に言ってみたりとか(笑)

 
 さて、今回は、多数傷病者の現場が出ていましたね。この中で行われていたのが、以前の記事でも触れたトリアージです。

 傷の状況に関係なく、歩ければ「
 呼吸や循環などに明らかな異常があり緊急処置が必要なら「
 歩けないけど、全身状態が安定していて少し待てる状態であれば「黄色
 すでに死亡、もしくは治療をしても助けることが難しい方は「」(※多数傷病者がいる状況)


 
 現場で、今まで話していた患者さんが、血を吐き心停止になったとき、研修医は一生懸命に蘇生行為を行いました。しかし、上級医はそれをやめさせました。辛い状況ですが、これこそがトリアージの原則なのです。
 災害や事故などで限られた医療資源の中では、救命の見込みのある方に治療を行うべきなのです。(秋葉原の事件の時もそうだったのでしょう。)
 また、ドラマの中では、災害医療の研修を受けた専門チーム「DMAT(ディーマット)」にも出動を要請していましたね。さすが、救命の専門家の先生が監修しているドラマですね!


 ただ、「?」と思った部分が2カ所ありました。(見間違いだったらすみません。)

 
 その1:胸に鉄棒が刺さった患者さんがVF(心室細動。致死的な不整脈)になったときに、アトロピンも指示してませんでしたか?適応ないのでは???

 その2:薬剤に反応しないVFに対して、電気ショックが近くになかったので、振り向きざまに思いっきり胸骨叩打(拳骨で胸の中央の部分を叩き、電気ショックの代わりにおこなう方法)をしていましたが、あれ一発でVFが直るのはちょっと無理あるかな。(^_^;)


 

 いや~でも、ホントに良くできているドラマだと思います。まだ始まったばかりですが、是非、「救命病棟24時」のように続編も作っていって欲しいです!
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by nozakoji | 2008-08-03 02:00 | 救急の話


一般の方、救急医療初心者向けのネタです。(いつもですけど。(^_^;))

「数日前から指がむくんで指輪が外れません!皮膚が赤くなって腫れてきました!外してください!」

 という訴えで救急外来を訪れる方が時々います。今日はそんな時の対処ネタを・・・。


 指がむくんで指輪が外れないとき、自宅でまずできること&すべきことは、石鹸で滑りをよくして外してみる方法でしょう。これなら誰でもできます。

 石鹸でも全く歯が立たないとき、次に、病院に行く前に試みる方法としては、糸(たこ糸)を使ってはずす方法になるかと思います。
 (最近、テレビ番組内でも「豆知識」として放送されていました)以下のHPでも紹介されています。   http://www.geocities.jp/ayu60435474/ring.htm


 しかし、それでも外れないときは、もう自宅内では対処不可能かもしれません。リングをカットする専門の工具「リングカッター」の出番かもしれません。

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 これは、少し大きめの病院の救急外来なら必ず置いてあるはずです。(あと、指輪を扱う大きめの宝石店や消防署などにも置いてあるようです。)

 しかし、指のむくみが強すぎる&リングの幅が広く装飾もついているようなものの場合、糸縛り方法もできなければ、リングカッターも使用できないこともあります。


 たとえば、こんな状態です。皮膚は赤くただれ、水疱(水ぶくれ)もありました。

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「これは指輪を切らないとダメですね。でも、リングカッターも使用できません。なので、●●にお願いして◆◆してもらいましょうね。」

 と、患者さんに状況を説明したところ、すぐにその方法に同意されました。

 そして、●●にお願いした結果、無事に外すことができたのでした。

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 ●●と◆◆が何であるかについては次回の記事で・・・。(引っ張ります!)
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by nozakoji | 2008-08-02 02:50 | 救急の話

救急専門医、麻酔科認定医・標榜医。北から沖縄に移住→再び北上した感想など…。(救急には無関係な内容が多い!ペインクリニック患者でもあります。)症例は設定変更しています。
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