研修医の救急車実習

 当院救急部の研修医には、救急車同乗実習をさせています。(できなかった研修医もいますが。)

 実習の目的は、「救急隊の現場活動の大変さを知ること」です。

 現場を知らずに救急隊に怒るだけの医師もいると思いますが、そういう医師には声を大にして

 「じゃあ、あんた、現場に行ってみたら???」

 と言ってやりたいです。

 以前にも書きましたが、自分は10年前のドクターカーの経験が今の活動にとても役立っています。(今思えば、あまり活躍できませんでした。低能でした。(←今もか。(^_^;)))

 現在、微力ながら、救急隊の方への教育(というほど教えることができてませんが。)を行っているのもその時の経験から、「医師だけ頑張ってもダメ。救急隊から医師までが現場から同じ意識でやっていかないと患者は救えない」という気持ちが強いからです。


 土曜日、自分は午前は勤務でしたので、午後から研修医がお世話になっているT消防に伺いました。

 「あれ、なんだか盛り上がってるな~」と思ったら、交通事故で運転手が車両に挟まって救出に時間を要するという設定の訓練でした。

 
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深夜の事故で車通りは少ない。そこに、たまたま、当院の研修医が通りかかったという設定でした。(ちょっと無理矢理?(^_^;))

 
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青いジャンパーを着てヘルメットをかぶっていないのが研修医。どうして良いかわからないようです。(素人は危険なところに近寄らないのが正解なので、まあ、偶然ですが正解ですね。(笑))

 
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ちょっと時間はかかったようですが、無事に救出できたようです。

 
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患者さんを救急車に乗せた後は、研修医が「先生!乗ってください!」と乗せられ救急車は実際に消防の敷地内を走りながら訓練を続けたのでした。


 狭い車内での観察、評価、医療行為がいかに大変か彼女は身をもって知ったようです。きっと少し成長できたのではないでしょうか。


 次回は、看護師も一緒に同乗実習をしようかと考えています。その際もT消防さん、よろしくお願いいたします!(^^)/



 ちなみに、今日は救急要請が少なくて、2件のみだったようです。自分が伺った時間から実習終了の17時までは要請ゼロでした。

 せっかく、現場に行く気満々だったのにな~・・・。(研修医じゃなく、自分が。(笑))

 
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by nozakoji | 2010-01-31 02:04 | 救急の話

北国からの訃報

帰宅前のメールチェック。

友人からのメール
講習会のお知らせメールメーリングリストからのメール
どうでもいいメール

いろんなメールが未読でたまっています。

今すぐ読みたいものだけ開いて、いつもならすぐに帰宅です。

しかし、今日はいつもの見慣れたメールとは明らかに違うメールがありました。

件名には「訃報」の文字…。
私が北国時代に所属していた救急医学講座の教授が急逝したという知らせでした。


教授は、途中から講座に参加した私に対して、いつも優しい言葉で接して頂きました。

昨年の秋に学会でお会いしたときも、
これから大学救急部にとって新たな動きがあるかもしれないとか、
新入医局員が入るかも、と言った内容を「脱北」した私に気さくにお話して頂きました。

訃報のメールを読んでも、しばらくは秋の元気な姿が思い出されにわかには信じることが出来ませんでした。

まだまだ若いです。でも、他の教授に比べると明らかに働きすぎだったのかもしれません。

帰宅の車中では、
悲しくて、
悲しくて、
そして、信じられなくて、涙が出ました。

心からご冥福をお祈り申し上げます。
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by nozakoji | 2010-01-30 00:15 | その他

 一泊二日の指導医のための教育ワークショップを東京で受けてきましたが、座りっぱなしなのと、移動の飛行機で、首と腰が悲鳴をあげています・・・。(^_^;)

 そんな私ですが、2月14日におこなわれる災害医療の学習コースであるBDLSコースを受講することになりました。

 今までも、DMATという災害医療チームの研修や、MIMMSというイギリスのコースも受講してきましたが、さらに欲を出してしまいました。(笑)

 今回は、フィールドワークや実技もない座学と筆記試験のコースのようですが、きっとまた新たな知識を得られると思います。

 できれば災害医療の知識なんて役立たない方が良いのですが、大地震やハイチのような災害がいつ我々に襲ってくるかわかりませんので、「まさかのための保険」として受講しておくつもりです。


 また、足腰と首に痛みが来そうなので、、今日は痛み止めを処方してもらうことに致します。(苦笑)
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by nozakoji | 2010-01-25 12:55 | 救急の話

憂鬱なTOKIO出張…

東京に来ました!

いつもの事ですが、自動販売機の缶コーヒーの値段を見て、

「本土に来たなぁ~。」
と実感します。(沖縄は今も110円です。)


さて、明日からはホテルに軟禁状態で講習を受けなくてはなりません。

耐えられるかな~。(^_^;)
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by nozakoji | 2010-01-22 20:21 | その他

 昨日の出来事です。

 夕方、自宅の電話がなり、娘が受話器を取ったそうです。

 
 娘haru 「はい、もしもし、●●です。・・・(中略)・・・、ママ~、電話~!」 

 妻    「え、誰?パパじゃないの?」

 娘haru 「名前はよくわからなかったけど、

めっちゃ声の大きなおじさんから!


 パパかママに代わってだって。」

 妻   「もしもしお電話代わりました~。●●です。」

 電話の相手「あ~お久しぶりです~!!Iです~!」



 電話の相手であり・・・

 娘が言うところの「めっちゃ声の大きなおじさん」は・・・


 北国の麻酔科のボスであるI教授でした。(>_<)


 ちなみに、娘が「めちゃ声のおおきなおじさん」と口に出していたとき、保留ボタンなどは押しておらず、こんな感じだったようです。

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(イメージ図)


 全部、聞こえるやんけ!!!(-_-)

 
 教授の耳が少し遠くなっていること、周りのテレビの音が大きかったことを祈るばかりです・・・・。(笑)
 


 追記:I先生はとてもフランクないい方なので、たぶん聞こえていても許していただけるはずです。でも、来年、私が患者が全く来ないような病院で救急医をしていたら、その理由は察してくださいね。(^_^)v
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by nozakoji | 2010-01-22 10:01 | 自分の話

 今週は良い天気が続いています。今日も、現時点(午前10時)で気温22度です!

追記:14時の時点で25度にまで上昇中!(^_^)

 私のiPhoneには数カ所の土地の気温が登録されているので、それを使って比較すると・・・

 Kim先生の住む土地         11度
 yangt3先生の住む土地       5度
 私の実家の都市             4度(最低気温は-9度ですが・・・。(^_^;)


 という感じになります。今日の北国は、日中は暖かいようですね。


 ちなみに、マイナスが当たり前のこの季節。北国ではマイナスなどつけません。なので、電話では(たぶん)こんな会話になります。(うちなんちゅの方向けのネタですね。)

 南人 「今日の北国は何度ぐらいねぇ~」

 北人 「今日は20度だね~。しばれてるよ~。(冷え切っているよ~)」

 南人 「あれ、沖縄と同じぐらい?思ったより暖かいねぇ~。」

 北人 「いや、もちろんマイナスだよ!当たり前だべさ!(あたりまえでしょ!)」

 南人 「あぎじゃびよー!」(えっ!まさか!信じられない!)


 ※「あぎじゃびよー」を含む沖縄方言については ここ(リンク) をご参照ください。m(_ _)m

 
 昨日は天気が良かったので、救急車搬送のホットラインがなった後は少し早めに外に出て、日光浴(?)を楽しんでみたのでした。(そんなことをしても持病の腰下肢痛には「焼け石に水」ですが。(^_^;))


 日没も18時になり、桜の開花の便りも聞かれはじめ、沖縄は冬から春へと季節が変わり始めようとしています。

 私も変わらなきゃ!
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by nozakoji | 2010-01-20 10:16 | 自分の話

 今日は研修医や看護師とともにMC(メディカルコントロール)勉強会に出席してきました。

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 以前にもMCについて説明したと思いますが、はじめて聞く方のために簡単に説明を。

 MCとは、医学的な立場から病院前(救急隊員の活動の観察・応急処置の質を保ち、患者さんが不利益を被らないようにすることです。

 MCの会議、勉強会、研修などを通じて、救急隊のレベルを高め、病院側も同じ考えをもってそれに応える。それがメディカルコントロール、MCです。

 決して、「コントロール」といっても、医師が救急隊を

「お前らは俺の言うとおりに、こうするんや!勝手なことしないでさっさと運べ!」(なぜ関西弁?)

と命令するわけではありませんので、MC協議会などには、医師も救急隊員も一緒になって活動しております。

 前置きが長くなりました。<(_ _)>

 そんなMCですが、今日は以下の様なプログラムでMC勉強会がおこなわれました。

1 県統一プロトコールのデモンストレーション
2 検証表の記入要領
3 MC協議会について
4 新型インフルエンザ対策について


 デモンストレーションは各消防本部から、除細動症例、気管挿管症例、エピペン使用症例、外傷症例などのデモの展示がありました。参加者は救急隊員がメインなのですが、医療関係者も結構参加されており、初めてその活動を知る方も多かったようです。きっと、現場の苦労や、救急隊ができること・できないことの内容についてもわかっていただけのではないでしょうか。

 検証表とは、救急隊が現場や救急車内での状況・観察内容・処置について病院に伝えるための「カルテ」のようなものです。その記入の仕方についてもう一度確認しようとという主旨で、説明がありました。(正直、記入する方の実力や経験により差があります。)

 MC協議会については、前事務局長の方から、その歴史的な背景や、なぜ必要か、という点について説明して頂けました。

 新型インフルエンザに関しては、中部病院の感染症科の先生から、本当にわかりやすく現在までにわかっている傾向、その対策などについてお話がありました。

 
 所々で質問コーナーがありましたので、質問好きな私は(笑)、いくつか質問させて頂きました。
 
 参加された方からは、「え、あいつそんなことも知らないの?」と思われる内容もあったかもしれません。でも、ここで言い訳しておきますが(言い訳が伝わるのは数人ですね。(^_^;))、あれは、ある程度事情を知った上での質問でした。

 私がみんなの前で質問することで、不明確な部分を責任者から話して頂けますし、理解不足の救急隊員や医療関係者に「次回はそうしよう」「あ、救急隊って、みんなが薬を使える訳ではないんだ」とわかって頂くことになると思います(ました)。(私には何の力も、影響力もないものでそのようにしてみました。)

  
 あと、今回は、私の病院が所属する地区の消防と医療機関のみが参加資格だったのですが、次回はもっとその参加資格を広げて頂きたいと思います。それぐらい内容がすばらしい勉強会となっておりました。


 では、帰ります!(^_^)v 今日は気温20度、暑いです!
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by nozakoji | 2010-01-16 14:42 | 救急の話

晴天のゴルフツアー(^^)/

 ゴルフツアーと言っても、私がゴルフをする訳ではありません。私ができるゴルフはWiiスポーツや、Wiiフィットプラスぐらいです・・・。

(最近は腰下肢痛が強く、ロキソニン、オパルモン、ムコスタ、ノイロトロピンなどなど内服薬が増えてます。早くもっと暖かくならないかな(^_^;))

 毎年、成人式の連休に北国からゴルフツアーに来ている諸先生方と一年ぶりにご一緒することができました。昨年いらしていたY先生は院長に就任されたため、大人の事情?でお留守番となり、代わりに副院長のI先生が加入された以外は同じメンバーでした。

 多くが外科系の先生で多くが院長、副院長、部長クラスの方々です。一番若い先生でも、私より3年上の先生(M先生、C先生)という本当にベテランの先生方ばかりです。(と言っても、みなさんまだ若いですが。)

 また、みなさん、良い意味で「外科系」という先生方ばかりで、話を聞いているだけでも楽しいですし、仲の良さも伝わってきます。腰さえ悪くなければ、一緒にゴルフを回ってみたいなぁと思ってしまいます。

 さて、そんな諸先輩方のお食事の場を押さえる係(?)である私が今年選んだのは、昨年の場所「おもろ殿内(どぅんち)」の姉妹店、 「首里殿内(すいどぅんち)」です。(ちょっと安易ですか?(^_^;))

 場所は、首里城のすぐそば、金城の石畳(リンク) 沿いにあります。

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 おもろ殿内も、首里殿内も、琉球料理と創作料理があるのですが、どれもおいしいですので、絶対に間違いはありません!雰囲気もいいです。地元の方も多くいらしてます。

 諸先輩方も、定番の料理から創作料理まで、オリオンビールから泡盛まで、十分堪能していただけたようです。(「酒豪伝説」というウコンを差し入れたのですが、効いたでしょうか?)

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てびち(豚足)を黒糖らしきもので煮込んだ料理。コラーゲンいっぱいで美味しかったです!(でも、結構、満腹状態の時に出てきたので少し残してしまいました。)

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島らっきょうの天ぷら。浅漬けも頼みましたが、酒の肴にはもってこいです!
 
 天気も、予報に反して雨にも当たらずプレーができたようですし、つかの間の休日を南国で堪能していただけたことが後輩としても嬉しいかぎりです。(あ、スコアはどうであったかわかりませんが。)

 また、いらしてくださいませ~!お待ちしてます!!!(^^)/ 
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by nozakoji | 2010-01-11 23:44 | 沖縄のお話し

 1月を迎え、当院の救急部研修医も入れ替わりました。

 1年目の研修医2人ですが、すでに9ヶ月の研修を終えているのでかなり成長しており、指導する側もやっと楽ができる季節となりました。(^_^)v (4月が一番大変です。・・・て、すぐ4月になりますね。)

 救急外来の業務以外に、研修(救急車同乗実習。医療用具を持参して自分も一緒に行くつもり。)や、ミニセミナーなどもいろいろ企画して、なるべく変化のある研修にできたらいいな、と思っています。

 
 研修医以外にも、院内の内科病棟から看護師が研修で来たり、新たな看護師(他院で救急・ICU経験あり)が配属になったりとフレッシュな顔も見られます。

 なので、早速、本日、外傷の勉強会(JATECについてのDVDとミニ講義)をおこないました。

 少しでもスタッフの役に立ち、それが患者さんのためになるといいな、と思っています。


 自分自身も少しブラッシュアップしなくては・・・・。何しよう???
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by nozakoji | 2010-01-06 19:05 | 救急の話

 昨年の秋から、帰宅後にウオーキングを始めました。


 というのも、以前から少し目立ち始めたぽっこりお腹がさらに膨張を始めたからです。(^_^;)


 現在、172センチ、69キロ。(一昨日には人生最大の体重70キロに到達してしまいました・・・。)
 
 理想体重は65キロですから、これはやばいです!!!


 腰痛があり、下肢のしびれがある私には激しい運動はできないため、考えて始めたのがウオーキングです。

 でも、まだ毎日はできていないですし、それ以上に気をつけるべきことである「食事のコントロール」も不十分です。(>_<)


 太って一番困るのは、健康ももちろんのこと、ちょっとしたオシャレ(死語か?)な服がきれないと言うことです。メタボになって娘や妻に馬鹿にされないよう、頑張りたいと思います!!!
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by nozakoji | 2010-01-03 23:48 | 自分の話

救急専門医、麻酔科認定医・標榜医。北から沖縄に移住→再び北上した感想など…。(救急には無関係な内容が多い!ペインクリニック患者でもあります。)症例は設定変更しています。