昨日はメディカルラリー&懇親会、今日は救急医療の研究会、そして来月は日本救急医学会と何だか落ち着かない毎日です。(^_^;) 合間に、救急関係雑誌の原稿も書かなくてはならなかったため、仕事の処理能力が低い私は少々睡眠不足の毎日です。(苦笑)


 さて、前々回の記事に書きましたように、3泊4日で北海道の救命救急センター見学に行って参りました。


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 札幌駅からJRで一駅離れた桑園駅そばにある市立札幌病院救命救急センターです。心肺停止患者さんへのPCPS(経皮的心肺補助装置。)を使用しての脳蘇生やドクターカーシステムなどを見学しに行きました。

 伺った13日は、前日にご家族の承諾による道内初の脳死判定が同院で行われたということもあり、12日の当直の先生はご家族以外の関係機関への対応もあり大変だったようです。

 13日は朝のカンファレンスに参加し、その後、病棟回診に参加しました。患者さんの処置もお手伝いしながら患者搬入に備えたのですが、なんとこの日は夕方まで救急車の搬入はゼロでした!(まあ、こんな平和な日もないと救急医は疲弊してしまいます。)

 少し物足りなさも感じながら、大学の後輩であり優秀な救急医への道を歩んでいるT先生と夕食を食べに病院を出ようとしたところで、やっと(?)救急車がやってきました。

 胸痛の患者さんでしたが、初療をお手伝いさせていただき、「安定してるな。」と思ったところで、患者さんは救急外来のレントゲン室で急変です!
 心電図を見るとVF(心室細動。心臓がけいれんしている状態。)でしたので、そばにいた自分が、心臓マッサージ(胸骨圧迫)と電気ショックをおこないました。1回の電気ショックでは効果が無かったのですが、薬剤投与とその後の電気ショックでなんとかVFは治まりました。(もしここでVFが難治性であった場合には、すぐにPCPSを使用できるように両そけい部から動脈・静脈のラインはキープされてておりましたが、この方は使用せずに済みました。)

 この日の当直は大学で同期だったYK先生だったのですが、10年ぶりに救命センターの外来ホールで一緒に働き、何だかタイムスリップしたようで懐かしい気持ちになれました。
 と同時に、持病の術後腰痛の悪化からこの数年は救命センターでの勤務にかなり不安のある私に「また少しの期間でも救命センターに行こうかな・・・。」という気持ちがまた少し芽生えたのでした。

 
 翌13日も朝のカンファレンスから出席。前日の胸痛の患者さんも経過が良好であることと、ドクターカーの出動もあったことを聞きました。その後、病棟回診に参加させていただき、待機していると札幌消防から消防ヘリで医師をピックアップしたいという要請が入りました。

 K医師のあとについて屋上のヘリポートまでついて行くと、そこに札幌市消防のヘリコプターがやってきました。

 
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 ドクターヘリが1機のみで、防災ヘリコプターも保有していない沖縄県とは大違いです!ドクターヘリや防災ヘリ、そして消防へりによる救急活動が日常的に行われております。

 
 この日は午後から市立札幌病院を離れ、2つの病院の統合により新たな救命救急センターとして春から稼働している北海道医療センターの救命救急センターにもお邪魔しました。

 
 自分がこのあとどんな医師人生を歩んでいくのか、最終的にどこの施設でお世話になるのか、40を過ぎてもまだ全く見えてこないのですが、今はいろんな施設見学と先輩や友人、後輩にお話を聞かせていただきながら少しずつ決めていけたらいいな、と思っております。

 夜のJR札幌駅です。11月には航空医療学会が札幌なのでまた来るかもしれません。
 
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by nozakoji | 2010-09-27 00:38 | 救急の話

今日はメディカルラリーにスタッフとして参加してます。

メディカルラリーとは救急隊や医師、看護師がチームになって、色んな救急現場が設定された場所を体験し、その対応を競う大会です。

本日の設定は言えませんが、例えばこんな状況設定が作られます。

設定 工場現場で鉄骨が倒れた!怪我人が複数いるらしい。

設定 バスが横転した。誰から搬送するべきか?

という感じです。

大会ではありますが、、お祭りに参加する感じで楽しんでいる方も多いイベントとなってます。

今回の私の考えた状況設定はそんなに難しいものではないのですが、逆に『何か引っ掛けがあるのでは!?』と思っているようです。(笑)

予想外の活動をするチームもいて採点するのも大変ですが、楽しんでもらえるように、あと二時間頑張ります!(^-^)/
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by nozakoji | 2010-09-25 14:33 | 救急の話

 羽田空港のラウンジから送信してます。

 3泊4日で北海道の救命救急センターを見学してきました。

 出張中にコンタクトレンズを紛失し急遽めがねを購入するというアクシデントはありましたが、無事に帰ることができそうです。

 では、いざ南国へ!
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by nozakoji | 2010-09-15 12:54 | 自分の話

 今日は、所属する地区の医師会主催の合同カンファレンスで航空医療に関して演題の発表を致しました。

 ドクターヘリに関する基礎知識や、沖縄県内のドクターヘリと民間救急ヘリMESHの特色・違いなどをお話しました。あとは、ヘリの墜落事故の話や、最近のへりに関するニュースなんかについてもちょっと触れてみたりしました。
 今までの発表内容を集めて、そこに新たな内容を入れたちょっとずるい(?)プレゼンの作り方ではありますが、とりあえず無事に終わりました。

 
 ところで、以前記事にした北海道でのドクタージェットの試験運航が1ヶ月遅れで始まったようですね!

 ドクタージェット:北海道で研究運航開始…初日に搬送(リンク)

 
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 年間、2億円はかかる経費の問題や、搭乗スタッフの問題もありますが、ぜひ成果を出していただきたいものです。そうすれば、同様に広い医療圏を有する沖縄にもドクタージェットが導入されるかもしれないですしね。






 
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by nozakoji | 2010-09-09 23:23 | 救急の話

 夏休みに北国に「帰国」しました。


 
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 つい、「果てしない~大空と~広い大地の~その中で~♪」と松山千春の物まねをしながら歌いたくなる景色です。(^_^)

 
 
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 つい、「白樺~♪青空~南風~♪」と千昌夫の物まねをしながら歌いたくなる景色です。(^_^)v

 もちろん、白樺は沖縄にはありません!

 
 そんな景色を眺めつつ、山のほうへ向かうと目に入るのが・・・・

 
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 出没には注意しても、出会ったときには勝つ自信もありませんし、「ある~日、森の中♪、くまさんに出会った!」と歌う余裕はありません。(^_^;)

 ちなみに、沖縄だと注意する動物はこうなります。(^_^;) 

 
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 どちらもいやですが、熊に比べるとハブは咬まれても死なない可能性が高いので出会うならハブがおすすめ?です。

 
 
 あと、妻の実家では、老犬の「ししまる」にも久しぶりに再会できました!

 
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 高齢&暑さのために、元気がなくなった気がしたなあ。
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by nozakoji | 2010-09-04 03:34 | 自分の話

救急専門医、麻酔科認定医・標榜医。北から沖縄に移住→再び北上した感想など…。(救急には無関係な内容が多い!ペインクリニック患者でもあります。)症例は設定変更しています。
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